細胞診模擬試験 難易度7の解答&解説
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細胞診模擬試験 難易度7 問題を見る
解答一覧
2つ正解がある問題はカンマ区切りで表示しています。
| 総論 | 技術 | その他 | 呼吸器 | 消化器 | 婦人科 | ||||||
| 問題 | 解答 | 問題 | 解答 | 問題 | 解答 | 問題 | 解答 | 問題 | 解答 | 問題 | 解答 |
| 1 | 3 | 21 | 3 | 41 | 3 | 61 | 4 | 81 | 1 | 101 | 1 |
| 2 | 1 | 22 | 2 | 42 | 3 | 62 | 5 | 82 | 3 | 102 | 2 |
| 3 | 2 | 23 | 5 | 43 | 2 | 63 | 4 | 83 | 3 | 103 | 3 |
| 4 | 4 | 24 | 3 | 44 | 3 | 64 | 2 | 84 | 4 | 104 | 2 |
| 5 | 4 | 25 | 1 | 45 | 1 | 65 | 1 | 85 | 5 | 105 | 4 |
| 6 | 4 | 26 | 3 | 46 | 5 | 66 | 3 | 86 | 2 | 106 | 3 |
| 7 | 5 | 27 | 1 | 47 | 2 | 67 | 5 | 87 | 1 | 107 | 3 |
| 8 | 2 | 28 | 5 | 48 | 5 | 68 | 2 | 88 | 4 | 108 | 4 |
| 9 | 1 | 29 | 1 | 49 | 1 | 69 | 3 | 89 | 5 | 109 | 4 |
| 10 | 5 | 30 | 4 | 50 | 5 | 70 | 5 | 90 | 2 | 110 | 5 |
| 11 | 4 | 31 | 4 | 51 | 3 | 71 | 2 | 91 | 1 | 111 | 5 |
| 12 | 1 | 32 | 2 | 52 | 5 | 72 | 1 | 92 | 2 | 112 | 5 |
| 13 | 2 | 33 | 3 | 53 | 4 | 73 | 1 | 93 | 5 | 113 | 3 |
| 14 | 3 | 34 | 5 | 54 | 2 | 74 | 1 | 94 | 1 | 114 | 3 |
| 15 | 5 | 35 | 1 | 55 | 4 | 75 | 5 | 95 | 1 | 115 | 2 |
| 16 | 1 | 36 | 4 | 56 | 4 | 76 | 5 | 96 | 4 5 | 116 | 3 5 |
| 17 | 4 | 37 | 2 | 57 | 1 | 77 | 2 | 97 | 2 3 | 117 | 4 5 |
| 18 | 2 | 38 | 4 | 58 | 5 | 78 | 3 4 | 98 | 1 4 | 118 | 1 4 |
| 19 | 1 3 | 39 | 1 5 | 59 | 2 4 | 79 | 1 5 | 99 | 3 5 | 119 | 1 2 |
| 20 | 4 5 | 40 | 1 3 | 60 | 1 2 | 80 | 2 4 | 100 | 2 4 | 120 | 1 5 |
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模擬試験〜難易度7〜の解説
総論(問1〜問20)
1. 答え3(BC)
A:肥大に含まれる。
B:腺上皮化生である。
D:蛋白変性に含まれる。
E:過形成に含まれる。
化生や変性の詳しい解説記事はこちら
2. 答え1(AB)
A:CDK4/6と複合体を形成し、Rbをリン酸化することで細胞周期をG1期からS期へ進行させるタンパクの遺伝子。
B:細胞周期のを進行させるE2Fを抑制するため癌抑制遺伝子。
C:主なミスマッチ修復遺伝子はMSH2, MLH1, MSH6, PMS1, PMS2など。リンチ症候群などに関与する。
D:主な血管新生関連遺伝子にはVEGF、HGF、FGF-2、EGFなどがある。
E:主な細胞接着関連遺伝子にはcadherinやNCAMなどが存在する。
3. 答え2(AE)
貪食とは細胞が異物などを取り込み消化することである。この能力があるのは①好中球②単球③マクロファージ④樹状細胞が存在する。また、③④(あとB細胞)には抗原提示能がある。
4. 答え4(CD)
A:細胞質 or 細胞膜
B:細胞質
E:細胞膜
5. 答え4(CD)
二相性とは特徴的な2種類の細胞が出現している場合を示す言葉。例えば乳腺線維腺腫の筋上皮と乳管上皮、ワルチン腫瘍の好酸性上皮細胞とリンパ球、胞状奇胎のラングハンス型、シンチジウム型トロホブラストなどの出現は二相性を示すと表現される。
6. 答え4(CD)
A:B型とC型肝炎ウイルス、アルコ―ル、喫煙、肥満、脂肪肝、糖尿病などがリスク因子となる。
B:肥満、エストロゲン産生腫瘍、多嚢胞性卵巣症候群、糖尿病、リンチ症候群などがリスク因子となる。
C:アミン、アニリン、ベンチジンの暴露、喫煙、ビルハルツ住血吸虫、尿膜管遺残などがリスク因子となる。
D:肥満、エストロゲン産生腫瘍、多嚢胞性卵巣症候群、BRCA1/2遺伝子異常などがリスク因子となる。
E:喫煙、慢性閉塞性肺疾患、アスベスト、結核、EGFRやALKなどドライバー遺伝子異常などがリスク因子となる。
7. 答え5(DE)
A:卵巣明細胞癌で見られる、基底膜様物質を腫瘍細胞が取り囲んだ構造。ギムザで異染性を示すためこのように呼ばれる。
B:卵黄嚢腫瘍の組織でみられる、血管の周囲に腫瘍細胞が配列し、その周りには空隙があり、さらにその周りに扁平な腫瘍細胞が囲む構造。細胞診検体にみられることはほぼない。
C:形質細胞腫/多発性骨髄腫でみられる細胞質内の小体。細胞内に異常なタンパク質が蓄積されて形成される小体である。
D:観観平配列とも呼ばれ、柵状に並んだ細胞が向き合った状態で配列する細胞配列・組織配列パターンの一つ。神経鞘腫でみられる。
E:硝子化索状腫瘍の細胞質に見られることがある封入体。
8. 答え2(AE)
小型円形腫瘍細胞とはその名の通り腫瘍細胞が小型で円形を示す腫瘍である。種類としては小細胞癌、Ewing肉腫、神経芽腫、横紋筋肉腫、滑膜肉腫、悪性リンパ腫、悪性黒色腫などが該当する。
9. 答え1(AB)
C:外胚葉
D:内胚葉
E:内胚葉
10. 答え5(DE)
11. 答え4
転写とはDNAの情報をmRNAに写し取る作業のことで核内で行われる。その他の選択肢は全て細胞質(または細胞質に存在する細胞小器官)で行われる。
12. 答え1
2:核内細胞質封入体を認めることがある。
3:核内細胞質封入体を認めることがある。
4:好酸性 or 好塩基性の核内封入体を認めることがある。
5:ダッチャー小体と呼ばれる核内封入体を認めることがある。
13. 答え2
テストステロンは精巣のライディッヒ細胞から分泌される。
14. 答え3
1:尿路上皮
2:単層立方上皮
4:単層円柱上皮
5:単層扁平上皮
15. 答え5
1:膀胱三角部、側壁、後壁などが好発部位とされる。
2:壁側胸膜から発生するものが多い。
3:中部に好発する。
4:S状結腸や直腸に好発する。
16. 答え1
2:多段階発癌は大腸がんに代表され、正常組織から前癌病変を経て癌が発生する発癌形式。一方、正常組織から癌が発生するものは de novo発癌と呼ばれる。
3:ヒストンに対するエピジェネティクスな修飾としてアセチル化やメチル化が存在する。アセチル化が起きると遺伝子発現が促進される。メチル化では転写抑制、促進どちらにも関与する。治療の標的としても用いられる。
4:悪性度が高くなると、上皮間葉転換が促進されるため一般的に細胞接着性は低くなる。
5:放射線感受性は腺癌より扁平上皮癌の方が高い。
17. 答え4
18. 答え2
2:通常の多くの細胞はG0期で存在する。
19. 答え13
消化器癌は比較的頻度が低いと言われる。代表的なのは前立腺癌、乳癌、肺癌、腎癌である。
20. 答え45
技術(問21〜問40)
21.答え3(BC)
A:CISH法はDABなどのchromogenを用いたISH法である。対象こそ違えど、発色原理はDABなどを用いた免疫染色と同じであるため、通常HEを観察する際の明視野顕微鏡を用いる。
B:倒立型はステージ下に、正立型はステージ上に対物レンズがある。
C:位相差顕微鏡や微分干渉顕微鏡は生細胞や無染色標本の観察に有用である。
D:暗視野観察は暗い背景に明るい画像を形成することができるため高いコントラストを得ることができる。
E:共焦点レーザー顕微鏡はZ軸の撮影も可能であるため、撮影後に立体を構築できる。
22.答え2(AE)
A:酸性色素のエオジンと塩基性色素のメチレン青、アズールを含む。
B:染め過ぎの場合は水かリン酸緩衝液で脱色するのが良い。
C:RNAが多いと青っぽくなる。
D:Shorr染色は迅速Papancolaou染色
E:透過性が悪い染色であるため、塗抹が厚いとみれない。
23.答え5(DE)
A:イオン結合を主とした染色原理である。ヘマトキシリン-金属レーキが正に荷電し、負に荷電するリン酸基などを多く持つ、核や軟骨基質などと結合する。
B:塩基性色素である。
C:pHが下がると選択性が上がる。マイヤーなどの進行性ヘマトはpH調整剤でpHを下げることで核への選択性を上げている。
D:酸化後に金属とレーキを形成することによって染色性を持つため、色素を溶解するだけでは染色性が無い。
E:生体成分との結合性が強いため、水やアルコールに浸しても容易には離れない。
24.答え3(BC)
A:偶発症には出血、播種、膵炎、膿瘍形成、消化管穿孔などがある。
B:縦隔病変には食道経由で穿刺できる。
C:十分な組織片がある場合は圧座で標本をつくる。
D:出血傾向が強い場合は禁忌となる。
E:組織的には花むしろ状構造や形質細胞浸潤などいくつか特徴的所見があるが、細胞診で判断することはできない。
25.答え1(AB)
C:粘度の高い検体にはすり合わせ法が適する。
D:遠心は通常、3000rpm程度で行う。脳脊髄液は1000rpm。
E:穿刺吸引は陰圧にした後、陰圧解除してから針を抜く。
26.答え3(BC)
A:OG液やライトグリーン液の分別は95%エタノールで行う。
B:乾燥が厳禁であるため有効でない。ただ、乾燥後に固定せず2日以内であれば再水和法によって回復が可能である。
C:これはそのまま。
D:pHが下がるとオレンジGの染色は弱くなる。
E:一般的にギルやハリスはヘマトキシリン濃度が高く、マイヤーやカラッチよりも染色力が強い。
27.答え1(AB)
B:サイトメガロウイルスは核や細胞質に封入体を持ち、PASやGrocottに陽性を示す。
C:ノカルジアやアクチノマイセスはPASやGridleyの染色性が弱い。
D:ムーコルは真菌であるためGrocott染色に陽性を示す。
E:クリプトコッカスは墨汁をはじくため、背景が黒く、菌は白く抜ける。
28.答え5(DE)
A:キシレンの管理濃度は50ppm
B:作業環境測定は3つの管理区分で評価される。
C:ホルマリンの記録保存は30年間。他はほとんど3年間。
29.答え1(AB)
A:どちらでも使用できる。乾燥した場合は乾燥後95%エタノールで固定すると良い。
B:塗抹が厚い場合、偽陽性や陽性所見の不明瞭化などが起きることがある。
C:冬場は酸化を長くする方が良い。
D:過ヨウ素酸で酸化する。
E:核染色は通常ヘマトキシリンを使用する。
30.答え4(CD)
A:実視野は接眼レンズの視野数と対物レンズの倍率で決定する。
B:開口数が大きいと分解能が上がる。
E:色温度変換フィルターは色温度を変換するためのフィルターで、明るさを調節するのはNDフィルター。
31.答え4
水洗による色出しでは水温の影響を受ける。水温が低い場合は長い時間を要する。
32.答え2
1:アルシアン青は構造の中心に銅イオンを持つ色素である。
2:ムチカルミン染色の核染色はムチカルミンよりも先に行う。核染色を後に行うと陽性部分が減弱することがある。
3:アメーバはグリコーゲンをもつため、グリコーゲンを染めるPAS反応が有効となる。
4:可能である。
5:これはそのまま。
33.答え3
収差、つまり像のずれには単色収差と色収差がある。前者には5種類が含まれており、ザイデルの5収差と呼ばれる。
34.答え5
1:使用できる。しかし、抗原が減弱することや失活することがあるので注意。
2:色がついていないDABなどを酵素と反応させる発色操作が必要。蛍光抗体法はこの操作を必要としない。
3:蛍光が時間とともに減弱するため永久標本にできない。
4:DABは水溶性。
5:細胞診検体は立体的で重積が強いため共染や偽陰性化が起きやすい。
35.答え1
2:約5~10μm程度の穴があいている。
3:変性が強い。が、溶血時間は短く済む。塩化アンモニウムを用いた場合は変性が弱いが、時間が長い。
4:赤血球層と上清の間に存在する。
5:遠心力によって塗抹するため粘度が高いと塗抹しづらい。
36.答え4
レバミゾールはアルカリホスファターゼ活性を阻害する。
37.答え2
1:シッフ試薬はアルデヒドと反応するためホルマリンを滴下すると赤紫色になる。変化がない場合は染色能力が無いため交換する必要がある。
3:酸性粘液多糖類を染める。
4:青色に染まる。
5:硝酸銀を用いる。
38.答え4
4:核に染まる。
39.答え15
1:生理食塩水を使う工程はほぼない。
5:バックグラウンドなどの非特異的反応の阻害に用いられる。
40.答え13
2:1本鎖DNAである。
4:DAPIは核全体を染めるため目的配列の染色には用いない。
5:間期核にも使用できるのが利点の一つである。
その他(問41〜問60)
41.答え3(BC)
A:再発もある。
E:核分裂像が見られるのは稀である。
42.答え3(BC)
A:面疱型はコメド型とも呼ばれ、癌中心部に凝固壊死を持ち、石灰化を伴うこともある。
B:多くはホルモン受容体陽性、HER2陰性である。
C:ホルモン受容体もHER2も陰性となる。
43.答え2(AE)
本変異を認める腫瘍として、星細胞腫(旧びまん性星細胞腫、退形成性星細胞腫、膠芽腫)、乏突起膠腫が存在する。
44.答え3(BC)
A:Papanicolaou分類は用いず、❶不適正❷陰性❸異型❹悪性疑い❺悪性の5区分を用いる。
C:小型の場合は反応性中皮の可能性があるため、中皮腫とはできない。
D:肉腫型中皮腫の細胞は体腔液中に出現しにくい。そもそも体腔液の貯留も少ない。
E:ヒアルロン酸であるため消失する。
45.答え1(AB)
C:小脳テント上、傍矢状洞、小脳橋角部、脊髄等に好発する。
D:大脳半球に好発する。
E:前頭葉や側頭葉に好発する。
46.答え5(DE)
D:異常リンパ球ではなく異型リンパ球が増加する。
E:メラニン沈着を認めることもある。
47.答え2(AE)
B:この転座は硝子化索状腫瘍で見られる。濾胞癌ではPAX8/PPARG 遺伝子再構成やRASの変異がみられる。
C:予後は極めて良い。
D:放射線被ばくと関連がある。他に、ヨード不足やCoeden病、Werner症候群などの遺伝性疾患が関連する。
48.答え5(DE)
A:高分化型が最も多い。
B:他の型に比べると低い年齢に発生しやすい。
C:herring bone patternは線維肉腫に見られる。
49.答え1(AB)
C:顆粒状に陽性を示す。
D:好塩基性を示す。
E:それらの細胞が体腔液に出現することは稀である。
50.答え5(DE)
A:ヘモジデリン沈着は骨巨細胞腫などでみられる。
B:ロゼット構造はEwing肉腫などでみられる。
C:類骨は骨肉腫でみられる。軟骨肉腫は類骨を形成しない。
51.答え3
3:粘液ではなく、グリコーゲン。
4:アルシアン青もPASも染まる。
52.答え5
1:二相型や上皮型では上皮様細胞が体腔液中に出現する。肉腫型は細胞が出にくい。
2:早期では出現しにくいとされる。
3:核は類円形。
4:ジアスターゼ処理ではPAS反応の陽性像が陰性化する。
53.答え4
4:良性では乳腺症や乳管内乳頭腫、悪性では非浸潤性乳管癌、浸潤性乳管癌、粘液癌などでみられる。
54.答え2
2:大型で異型の強い腫瘍細胞がみられる。
55.答え4
4:偽柵状壊死は膠芽腫の所見。乏突起膠腫は淡明な細胞質や鶏小屋の金網像などが特徴。
56.答え4
1:アミロイド甲状腺腫など他にもアミロイド沈着する疾患もあるため断定はできない。
2:腎癌、肺癌、乳癌が多い。
3:女性に多い。
4:TP53 変異、CTNNB1 変異、TERT promoter 変異などが悪性度に関与する
5:過形成性病変で腫瘍ではない。
57.答え1
1:ライトグリーン好性や黄色調を示す。
58.答え5
5:4つのグレードに分類される。
59.答え24
2:比較的予後良好。
4:好酸性顆粒状細胞質のeosinophilic cellと大型淡明細胞のpale cellの2種類がみられる。
60.答え12
3:尿中に見られることもある。
4:外線領域に発生しやすい。肥大症は内腺に多い。
5:多くは腺房由来で腺房腺癌とも呼ばれる。
呼吸器(問61〜問80)
61.答え4(CD)
A:肺胞は呼吸細気管支からみられる。
B:肺胞同士は肺胞孔を通して繋がる。
E:気管腺や気管支腺は混合腺。
62.答え5(DE)
A:粘液を有するため、それがヘマトに淡染する。
D:円柱上皮は通常、頂部(線毛側)とは逆に存在する。
E:CCP細胞とは変性した線毛円柱上皮細胞のこと。
63.答え4(CD)
A:腺房型は浸潤性腺癌の一つ。
B:微小浸潤性腺癌は置換性増殖が主体である。
E:低悪性度は90%の近くの症例で陽性、高悪性度は約半数で陽性を示す。
64.答え2(AE)
A:必要最小限であれば使用しても良い。
E:このような場合は疑陽性と判定する。
65.答え1(AB)
C:第一選択は抗がん剤、分子標的治療薬、免疫チェックポイント阻害薬を使った薬物療法となる。
D:3~4週を1サイクルとし、明らかながんの進行がないかぎりは4〜6サイクル繰り返して投与を行う。
E:分子標的治療薬や免疫チェックポイント阻害剤は副作用が小さい。
66.答え3(BC)
B:軟骨主体のものが多い。
C:単発例の方が多い。
67.答え5(DE)
D:コンデンサーを下げるとコントラストが上がり観察しやすい。
E:上昇する。
68.答え2(AE)
B:高円柱状で細胞質に粘液を持つ場合は浸潤性粘液性腺癌に分類される。
C:立体的で結合性の強い集塊が見られる。
D:明瞭であることが多い。
69.答え3(BC)
A:DNAウイルスである。
D:核形不整やクロマチン増量は伴わないことが多い。
E:ヘモジデリンを貪食した組織球が見られる。
70.答え5(DE)
D:胸腺腫では未熟リンパ球が見られるが、胸腺癌ではみられない。
E:膵組織を含むことが多い。
71.答え2
1:6~13%程度陽性がみられる。
3:極めてまれであるが、共発現例の報告がある。
4:染まる。
5:核に染まる。
72.答え1
2:喫煙者にも非喫煙者にも発生する。
3:6種類
4:AISと共に含まれる。
5:非連続的な複数の浸潤部は別々に計測して最大部分を採用する。
73.答え1
2:「ないこと」ではなく、「あること」が浸潤の定義に含まれる。
3:「ないこと」ではなく、「あること」が浸潤の定義に含まれる。
4:「ないこと」ではなく、「あること」が浸潤の定義に含まれる。
5:関係がある。これがあれば浸潤性腺癌となる。
74.答え1
1:日本53%、米国11.3%
2:日本9.7%、米国32.2%
3:日本2.8%、米国4.3%
4:日本0.9%、米国1.7%
5:日本0.3%、米国7%
75.答え5
進行例や晩期の病変では好酸球は目立ない。線維性瘢痕の形成や囊胞化,蜂窩肺が主な所見となる。
76.答え5
1:通常喀痰検体で見られることは少なく、気管支擦過では比較的多い。
2:類円形でN/C比は大きい。
3:細顆粒状で分布は不均一である。
4:境界は不明瞭である。
77.答え2
1:肺胞上皮置換性に増殖することが多い。
3:線維性血管間質を中心に”もたない”腫瘍細胞集塊の増殖である。
4:みられる。充実性の場合、粘液を持つ細胞の数が本型の診断に重要となる。
5:神経内分泌マーカーは特徴ではない。CDX2, MUC2, CK20などの陽性が特徴。
78.答え34
1:男性の発生が多い。
2:壊死が見られる場合異型カルチノイドになる。
4:混合型小細胞癌に分類される。
5:見られることもある。その他メラニン産生などもある。
79.答え15
1:腺癌ではなく、扁平上皮癌の特徴である。
5:大きい。一般的にリンパ球の3倍程度までの大きさが存在する。
80.答え24
1:低悪性度と高悪性度に分類される。
3:Ⅳ型コラーゲンやlamininに陽性を示す。
5:肺では非常に稀な腫瘍である。
消化器(問81〜問100)
81.答え1(AB)
C:ブラシの方が細胞採取量が多いため良い。
D:広い範囲を擦過する。
E:場合によっては強めに擦過することもある。
82.答え3(BC)
B:第一選択は手術療法。
C:低悪性度腫瘍に分類される。
83.答え3(BC)
A:オンコサイトーマなどでも見られるため、この一つの所見では確定できない。
D:みられない。多形腺腫や腺様嚢胞癌などにみられる。
E:扁平上皮癌が最も多く、粘表皮癌などもある。
84.答え4(CD)
C:一般に低異型度の方が粘液産生が豊富。
D:低異型度の、高異型度、非浸潤癌、浸潤癌と多段階的に発育するため同一病変に異型度の異なる病変も少なくない。
85.答え5(DE)
A:背景はきれいなことが多い。
B:クロマチン増量やN/Cの高い深層型異型細胞がみられる。
C:Tzanck細胞は尋常性天疱瘡などでみられ、エナメル上皮腫は集塊辺縁の柵状配列などを特徴とする。
86.答え2
2:胆管癌より変性が強く、細胞数が多い。
87.答え1
2:リンパ球浸潤が目立つ。
3:desmin, caldesmon, calponin, actin(αSMA)などの筋原性マーカーが陽性となる。KITはGISTのマーカー。
4:非上皮性腫瘍はどの採取法でも結合性が弱い。
5:MALTリンパ腫が最も多い。
88.答え4
1:ソマトスタチンが分泌される。
2:グレリンが分泌される。
3:コレシストキニン(パンクレオザイミン)が分泌される。
5:インクレチン(GLP-1)が分泌される。
89.答え5
5:非上皮性腫瘍の神経性腫瘍に分類される。
90.答え2
2:下部回腸~上行結腸、回盲部に多い。
91.答え1
1:通常の結核と同様に乾酪壊死がみられる。
92.答え2
1:腺房細胞マーカーであるBCL-10やトリプシンなどは陰性になる。
3:Hyaline globulesはPAS陽性。
4:核に陽性を示す。
5:細胞の結合性は弱い。
93.答え5
1:高分化なものに多い。
2:エストロゲン、アンドロゲン等の服用歴(経口避妊薬を含む)がある女性に多い。
3:悪性腫瘍。
4:核小体が目立つ。
94.答え1
2:両細胞とも陽性となるため鑑別には使えない。
3:区分Vは悪性疑い、悪性は区分VI。
4:耳下腺に多い。
5:ETV6-NTRK3は分泌癌、腺様嚢胞癌はMYB/MYBL1。
95.1
1:MUC6は陰性。
96.答え45
4:小集塊で重要な項目とされるのは核腫大、核形不整、クロマチン異常の3項目。
5:濃縮が強くなる。
97.答え23
2:良性だが壊死細胞を認めることがある。
3:Edmondson分類のⅣ型に相当する。
98.答え14
2:核分裂像は稀。
3:直腸に多い。
5:Grade分類はki-67と核分裂数により決定するため細胞診では区別できない。
99.答え35
3:GISTで陽性になるのは主にCD117(c-kit)、CD34、DOG1など。S100も陽性になることはあるが一部である。
5:Helicobacter pyloriは腸上皮化生や萎縮粘膜を引き起こす。Barrett食道は関係ない。
100.24
1:小型化する。
3:軽度異型結節、高度異型結節、早期肝細胞癌の順に細胞密度が増加する。
5:高分化な方が細胞質の好酸性顆粒が明瞭。
100. 答え24
1:小型化する。
3:軽度異型結節、高度異型結節、早期肝細胞癌の順に細胞密度が増加する。
5:高分化な方が細胞質の好酸性顆粒が明瞭。
婦人科(問101〜問120)
101.答え1(AB)
C:子宮内膜癌との関連は直接あるわけではない。
D:必ずではない。持続感染が問題で、特に軽度異形成の場合は次に進行する頻度は低い。
E:有用である。酢酸加工などによって肉眼的にある程度推定できる。
102. 2(AE)
A:本邦の境界悪性腫瘍で最も多い粘液性は小児から幅広い年齢に発生する。
B:境界悪性でも転移を起こすことはある。
C:卵巣腫瘍は手術療法が基本である。
D:再発することはあるが、死に至らしめるほどではない。
103.答え3(BC)
A:悪性化はかなり少ないとされる。基本的には無い。
C:エストロゲンによって増大する腫瘍であるため、閉経後は縮小することが多い。
D:12種類の平滑筋腫があり、その中には「転移性平滑筋腫」も存在する。
E:発生する場所などによっては影響することがある。
104.答え2(AE)
B:進展の割合は数%程度ではあるが、増殖症自体の発生頻度は比較的高い。
D:増殖症は病変の範囲が広く、異型増殖症は限局性のことが多い。
E:異型増殖症や高分化な癌の治療薬として用いられる。
105.答え4(CD)
A:排卵障害が生じ、月経異常や不妊などに関連する。
B:定義の中に「肥満」が存在する。
C:インスリン抵抗性と関連があると言われる。
E:LHは上昇、FSHは減少する。
106.答え3(BC)
A:円錐切除はCIN3から適応である。
D:経過観察では不十分。NILMの場合は次回定期健診となる。
E:コルポや生検などの精密検査はLSIL以上の時に行う。
107.答え3
108.答え4
109.答え4
1:乳癌で高値になるマーカーの一つ。
2:陽性にならなくはないが特徴的とは言えない。この上昇が特徴的なのは卵黄嚢腫瘍や胎芽性癌など。
3:合胞体性栄養膜細胞を伴う場合は高値になることもあるが、一般的ではない。他に明らかな選択肢があるのであれば除外すべき。
5:粘液性腫瘍や成熟奇形腫などで高値を示す。
110.答え5
1:HPVに関連しないものもあるため、全てに効果があるわけではない。
2:既にHPVに感染している人には効果が限定的である。
3:ワクチンの種類によって3種、4種、9種など一部の型に効果がある。
4:接種後も定期的な検診が必要である。
111.答え5
5:インフルエンザウイルスが胎児に影響したという報告はほぼない。
112.答え5
1:酢酸加工後にみられる異常所見。
2:酢酸加工後にみられる異常所見。
3:異形成などにも見られ、浸潤癌に特異的な所見ではない。
4:正常上皮はヨードで染まる。
113.答え3
1:全胞状奇胎で見られる核型で、父系遺伝子のみからなる。
2:正常な受精による核型であり、胞状奇胎とは関係ない。
3:部分胞状奇胎の核型は通常三倍体(69,XXXや69,XXY)で、これは正常卵子に二つの精子が受精することで生じる。
4:ターナー症候群の核型で、胞状奇胎とは関係ない。
5:性染色体異常であるクラインフェルター症候群の核型で、胞状奇胎とは関係ない。
114.答え3
1:侵入奇胎や絨毛癌などの悪性度の高い場合に選択される。
2:妊孕性が不必要な場合や再発を繰り返す場合などはありえなくないが、一般的には限定的な選択となる。
4:脳転移症例などの絨毛性疾患には用いられることもある。
5:ホルモン療法は一般的に聞かない。
115.答え2
1:鋸歯状変化は分泌期の特徴。増殖期の腺管は細く直線的で、細胞増殖が活発。
3:核分裂像は増殖が活発な増殖期にみられやすい。
4:核下空胞は分泌期初期にみられる。後期に進むにつれて核の上に移行する。
5:妊娠時に起こる内膜間質の反応で月経とは関係ない。
116.答え35
3:乳汁の産生促進や排卵抑制作用がある。
5:子宮筋の収縮を抑制する。
117.答え45
1:手術療法(円錐切除術や単純子宮全摘術)が主な治療法。
2:プロゲステロン製剤などのホルモン剤を用いることがある。
3:基本的に外科手術を行う。進行例などは化学療法の併用もある。
118.答え14
1:これは文章のままで、関連がある。
2:胃型はHPVとの関連が無い、「HPV非依存性腺癌」である。
3:p16INK4aはHPV感染を示す指標となる。胃型はHPVと関連が無いため陰性となる。
5:70%はびまん性に陽性を示すとされる。
119.答え12
文章問題から考えられるのはリンチ症候群である。リンチ症候群ではMLH1、MSH2、MSH6、PMS2、EPCAMの遺伝子異常が知られている。リンチ症候群は、大腸癌と子宮内膜癌(女性)や胃癌(男性)など様々な癌の合併が生じる常染色体優性遺伝の遺伝性疾患である。
120.答え15
2:エストロゲン依存性の疾患であるため、エストロゲン分泌が低下する閉経後は症状が改善することが多い。
3:手術の適用もある。
4:がん化にも関連する。卵巣では明細胞癌の発生と最も関連する。2番目は類内膜癌。