解説増量!細胞検査士過去問解説集
模擬試験解説
PR

細胞診模擬試験 難易度3の解答&解説

細胞診模擬試験難易度3のサムネイル
どっとぜぶら
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

【タイマー】
細胞検査士試験に特化した専用タイマーを作りました。
ぜひ試験本番を想定して時間を計りながら解いてください。
 タイマーを使う

【問題はnoteにて配布しています】
細胞診模擬試験 難易度3 問題を見る

解答一覧

総論 技術 その他 呼吸器 消化器 婦人科
問題 解答 問題 解答 問題 解答 問題 解答 問題 解答 問題 解答
1 4 21 4 41 1 61 5 81 1 101 4
2 1 22 3 42 5 62 4 82 4 102 1
3 5 23 5 43 3 63 4 83 5 103 2
4 2 24 1 44 4 64 3 84 4 104 1
5 1 25 2 45 2 65 2 85 3 105 4
6 3 26 5 46 1 66 1 86 2 106 3
7 4 27 4 47 3 67 4 87 5 107 2
8 2 28 2 48 4 68 5 88 1 108 4
9 2 29 1 49 2 69 2 89 2 109 4
10 4 30 3 50 3 70 3 90 5 110 3
11 4 31 4 51 5 71 4 91 1 111 3
12 3 32 2 52 1 72 2 92 4 112 5
13 1 33 2 53 4 73 1 93 3 113 2
14 5 34 5 54 5 74 3 94 2 114 1
15 4 35 3 55 2 75 1 95 2 115 4
16 3 36 5 56 4 76 5 96 5 116 1
17 5 37 1 57 3 77 5 97 1 117 5
18 1 38 4 58 1 78 4 98 4 118 5
19 2 3 39 2 3 59 1 2 79 2 3 99 1 5 119 2 3
20 3 4 40 3 4 60 3 4 80 1 2 100 4 5 120 2 5

採点ツール

解答番号をタップするだけで自動採点できます。科目別スコアと弱点が表示されます。

模擬試験〜難易度3〜の解説

1

総論(問1〜問20)

1. 答え4
A:ヒトの体細胞は元々2倍体でS期に4倍体になる。
B:サイクリンAはCdk1や2と複合体を形成してS期の途中からG2期まで発現している。
C:この蛋白はG1期に発現するサイクリンDとCdk4/6を止める方向に働く。つまり細胞周期を止めることになる。細胞周期が止めるため「癌抑制遺伝子」に区分される。
D:この蛋白はサイクリンEを発現させるE2Fの働きを止めている。つまり細胞周期を止めている。これも細胞周期が止めるため「癌抑制遺伝子」に区分される。
E:間期とは分裂期以外の部分つまりG1、S、G2期を指す。間期の方が分裂期より長い。

2. 答え1
細胞骨格は太い順に①微小管②中間径フィラメント③アクチンの3種類がある。
C:間葉系細胞の中間径フィラメント
D:上皮系細胞の中間径フィラメント
E:神経細胞の中間径フィラメント

3. 答え5
A:酸性加水分解酵素をもつのはリソソーム。
B:タンパクの合成はリボソームが行う。
C:この役割は滑面小胞体行う。
D:合成された蛋白が入る面がシス面、出る面をトランス面と呼ぶ。
E:形質細胞で発達しており、それが核周囲の明庭として観察される。

4. 答え2
B:これをラテント癌と呼ぶ。クルーケンベルグ腫瘍は胃癌をはじめとする消化器癌の卵巣転移のこと。
C:これは重複癌のこと。多発癌は同じ臓器に同じ種類の癌が複数個発生すること。
D:これは多段階発癌の説明文。デノボ発癌は正常組織から癌が発生する。

5. 答え1
A:高分化な腫瘍は結合性が強いことが多い。
B:分化度が低い腫瘍は分裂速度が速いことが多く、放射線が奏功するものが多い。
C:低分化だと正常から離れた構造となるため特徴所見がみられにくい。
D:基本的には分化度が低い腫瘍は異型が強い。
E:分化度が低いほど結合性が弱いため細胞が採取されやすい。

6. 答え3
導管は基本的に外分泌腺にみられる構造。BとCは外分泌腺では無いため導管がみられない。

7. 答え4
A:すりガラス状核、核溝、核内細胞質封入体など特徴的な核所見を示すが、核小体は目立たない。
B:内分泌腫瘍はどこの組織で発生しても大体ごま塩状のクロマチン構造を示す野が特徴。
E:小細胞癌は核小体が目立たないことが特徴の一つ。

8. 答え2
A:杯細胞や多列線毛円柱上皮細胞がみられる。
B:多列線毛円柱上皮で被覆される。鼻付近で重層扁平上皮は鼻前庭のみ。
C:尿道の近位部は尿路上皮で被覆される。
D:子宮頸部は単層円柱上皮および非角化型重層扁平上皮で被覆される。
E:消化器は基本的に単層円柱上皮。

9. 答え2
筋上皮細胞は外分泌腺の腺房や介在部導管にみられる平滑筋のような収縮能力を持った上皮細胞。今回の選択肢の1と5は内分泌組織であるため筋上皮細胞はみられない。

10. 答え4
A:S100が陽性。αSMAは平滑筋腫瘍で陽性。
B:KIT(c-kit,CD117)、CD34、DOG1が陽性。CD56はNCAMとも呼ばれ、神経内分泌腫瘍で陽性を示す。
E:αSMAが陽性。DOG1はGISTで陽性。

11. 答え4
1:種類によるが、基本的には紡錘形のものが多い。
2:腺癌と鑑別が必要になるような上皮様集塊がみられる。
3:空胞状の明るい細胞質と粘液性背景が特徴。
5:広い細胞質と目立つ核小体、メラニンが特徴。

12. 答え3
1:原虫様であるが実は真菌。
2:HPV感染が主な原因。
3:原虫に分類される。
4:EBV感染によって引き起こされる。
5:呼吸器で良く出題される真菌。

13. 答え1
寄生虫感染では好酸球が増加する。呼吸器で寄生虫感染が起きると好酸球が増加し、好酸球の顆粒が素になるシャルコーライデン結晶がみられやすくなる。

14. 答え5
サルコイドーシスは結核に似た細胞像を呈する。しかし、結核と違い乾酪壊死はみられない。

15. 答え4
1:内胚葉
2:外胚葉
3:内胚葉
5:中胚葉

16. 答え3
進行性病変に含まれるのは再生、化生、肥大、過形成など。退行性病変に含まれるのは変性、萎縮、壊死、アポトーシスなど。

17. 答え5
1:膵胆道系のマーカー
2:乳癌のマーカー
3:卵巣癌のマーカー
4:腺癌全般のマーカー
5:他にγセミノプロテインも特異的なマーカーの一つ

18. 答え1
1:流れるようなシート状集塊でみられ、核の腫大・大小不同、明瞭な核小体がみられる。
2:細胞質突起をもつ敷石状配列で出現し、ライトグリーン濃染細胞質、核腫大・大小不同、明瞭な核小体を示す。
3:ケラトヒアリン顆粒は表層細胞の細胞質に見られる顆粒。
4:好塩基性細胞質、核偏在、核周囲明庭、車軸状核を特徴とする。
5:尿路上皮は3層で構成され、その最外層にある大きな細胞をアンブレラ細胞と呼ぶ。

19. 答え23
1:ロゼット配列は神経系腫瘍に特徴的な配列で、上衣腫では真のロゼットがみられる。
2:この配列、パターンは線維肉腫で見られる。
3:髄芽腫は小型円形核が特徴。柵状配列は示さない。
4:篩状構造は細胞集塊内に粘液球がいくつか存在する像で腺様嚢胞癌でよくみられる。
5:この配列は細胞が一列に並んだ状態を指す。小葉癌や小細胞癌などでみられる。

20. 答え34
アポトーシスは細胞内外のなんらかの刺激で生じ、カスパーゼの活性化を介して最終的にヌクレオソームの単位の核断片化を引き起こす。細胞質は破壊されないため炎症が起きない。最終的には細胞が収縮しアポトーシス小体を形成する。ミトコンドリアを介したアポトーシスではBcl-2などが膜電位を保ってアポトーシスを抑制し、BadやBaxが膜電位を低下させアポトーシスを誘導させる。

2

技術(問21〜問40)

21. 答え4
A:PAS反応の原理は①過ヨウ素酸で酸化②アルデヒド基が生じる③シッフ試薬で呈色の流れ。
B:中性粘液を染める。
E:間質性粘液や基底膜が異染性を示す。

22. 答え3
A:複数箇所から採取する。
D:圧挫法は組織片など塊になっている検体に用いる。
E:すり合わせは3回以内。回数が多すぎると細胞が挫滅して鏡検しづらくなる。

23. 答え5
A:陰圧を解除してから針を抜く。
B:蒸留水ではなく生理食塩水やLBC固定液や培養液などで洗浄する。
C:塗抹後乾燥させればギムザ染色も行うことができる。

24. 答え1
A:感度は高いが、特異度は低くなる。
B:賦活化は熱処理(オートクレーブ、電子レンジなど)もしくはタンパク分解酵素で処理する。
C:基本的にはヘマトキシリンを用いる。この時のヘマトは進行性のマイヤーが多い。
D:ペルオキシダーゼなどの酵素をたくさん結合できるため感度が高い。
E:洗浄はPBSで行う。

25. 答え2
A:退行性のギルのヘマトキシリンを用いる。
B:溶血して細胞を効率よく回収すると良い。
C:細胞が壊れやすいため1000rpm程度の低回転数で遠心する。
E:細胞の回収率が良いため細胞数が少ない検体に有効。

26. 答え5
カラーコードは①4倍:赤②10倍:黄③20倍:緑④40倍:青⑤100倍:白である。

27. 答え4
A:転座にも有効。遺伝子配列が大幅に変化するものには有効だが、点突然変異など微小な変化には別の方法を行う必要がある。
B:間期にも有効。
C:FISHのFはFluorescence(蛍光)のことで、蛍光色素を使っているため観察は蛍光顕微鏡を用いる。
D:核酸を検出する方法であるため、DNAもRNAも検出できる。
E:多くの色を使った多重染色も可能。

28. 答え2
A:オレンジG、エオジン、ライトグリーンの分子量が違う3色素を使って染め分ける。
B:Papのヘマトキシリンは退行性のギルを用いるため分別が必要。
C:ビスマルクブラウンはEA-50液に含まれる。
D:OG-6とEA-50液は95%エタノールで分別する。
E:Papの最大の特性の一つに透過性が良いというのがある。

29. 答え1
開口絞りを絞ると①開口数が小さくなる②分解能が低くなる③焦点深度は深くなる④明るさは暗くなる⑤コントラストは増加する。

30. 答え3
A:半年に一回行う。
D:3年
E:50ppm以下

31. 答え4
4:RNAは逆転写酵素を使ってDNAに変換してからでないとPCRを行えない。

32. 答え2
2:ギムザは透過性が悪いため引き終わりを作ると細胞が重なって見づらくなる。
  引き終わりを作らずに引ききる。

33. 答え2
1:ヘマトキシリンは天然色素でそれ自体には染色する能力はない。
2:水銀を含むのはハリス。ギルはヨウ素酸ナトリウム。
3:カリウムやアルミニウムとレーキをつくらせ正に荷電させる。
4:ヘマトキシリンは全て塩基性色素。
5:進行性は核のみを徐々に染めるため分別が必要ない。

34. 答え5
1:冷風で急速乾燥させる。
2:メチレン青とエオジンが含まれ、前者が塩基性色素、後者が酸性色素。
3:細胞透過性が悪いため重積性のある集塊などはみにくい。一方Papanicolaou染色は透過性が良い。
4:乾燥させるため剥離しにくい。
5:pH6.4にすることでロマノフスキー効果を惹起する。

35. 答え3
1:起床直後は睡眠中膀胱内に溜まった尿で細胞変性が強いため適さない。随時尿が良い。
2:喀痰の方が変性が強い。基本的に剥離細胞診は変性が加わる。
4:体位変換をして細胞を浮遊させた方が良い。
5:癌の好発部位であるSCJから細胞を採取する必要がある。

36. 答え5
1:37%含む水溶液。
2:劇物に分類される。
3:架橋固定が原理。アミノ基を架橋するため免染時に賦活化する必要がある。
4:発がん性が認められている。

37. 答え1
1:スキムミルク、生理食塩水などを満載する再水和処理を行うと染色性が改善す
  る。
2:水分が残るとその水に色素が移動し退色の原因となる。
3:エオジンに染まりやすくなり、赤みを増す。
4:このアーチファクトは封入前に乾燥することで起きる。
5:ギムザと同様に膨化する。

38. 答え4
LBCの欠点は①コストがかかる②従来法と見え方が違うの2つが挙げられる。利点は①塗抹範囲がせまい②標本作製が標準化できる③細胞が重なりにくい④細胞回収率が高い⑤遺伝子検査に応用できるなどがある。

39. 答え23
1:細胞膜
2:核
3:核
4:細胞膜
5:細胞質

40. 答え34
1:プロテイン銀を使う。
2:鉄が含まれるが銀は含まれない。
3:硝酸銀
4:メセナミン銀液を使用するが、メセナミン銀という銀は無く硝酸銀からつく
  る。
5:銀液を使わない。

3

その他(問41〜問60)

41. 答え1
選択肢ABは悪性中皮腫有意のマーカー。CDEは腺癌に有意なマーカー。

42. 答え5
A:10~30代の女性に多い。
B:細菌感染によって生じる。
C:好酸球がみられる。
D:多核組織球や類上皮細胞の出現をみる。
E:多核組織球、類上皮細胞に加えて壊死がみられる。

43. 答え3
A:高齢者に多い。
B:アミン、アニリン、ベンチジン、塩化ビニル、オーラミンなどが危険因子。
C:高異型度腫瘍で細胞診で判定しやすい。
D:乳頭状集塊は尿中に出現しにくく、平坦状病変は出現しやすい。
E:尿路上皮癌でなく、腺癌。

44. 答え4
骨腫瘍で破骨細胞様巨細胞が目立つのは軟骨芽細胞腫と骨巨細胞腫。骨巨細胞腫の方が核の数が多いと言われる。

45. 答え2
A:血管周囲偽ロゼットや真のロゼットがみられる。
E:Homer-Wright型偽ロゼットがみられる。

46. 答え1
C:神経鞘腫でみられる所見。
D:乏突起膠腫でみられる所見。
E:膠芽腫で見られる所見。

47. 答え3
A:自然尿にはみられにくい。
B:胚細胞腫瘍のセミノーマが最も多い。
C:異型の強い腫瘍細胞と成熟リンパ球の二相性が特徴。
D:PSAが上昇するのは前立腺癌
E:血中βhCGが上昇する。

48. 答え4
A:陽性になる。
B:T細胞リンパ腫。
E:発生する。むしろ小児や若年成人に多い。

49. 答え2
筋上皮細胞は良性疾患で見られやすい。この選択肢で良性はAとEのみ。

50. 答え3
A:原発性のものは少なく、浸潤性や播種性のものが多い。
B:球状集塊を示すものは腺癌の可能性が高い。
C:グリコーゲンを含むためPAS反応が陽性となる。
D:上皮性腫瘍であるため結合性がある。体腔液中ではより結合性が強い状態でみられることが多い。
E:所見の一つに多核がある。あまりに多い多核細胞の場合は中皮腫の可能性が高い。

51. 答え5
1:乳腺の異常として最も多い。
2:非炎症性・非腫瘍性の疾患。
3:非炎症性・非腫瘍性の疾患。
4:増殖性変化と退行性変化が共存する。
5:主な変化は①乳管過形成②小葉過形成 ③腺症 ④線維症 ⑤嚢胞 ⑥アポクリン化生 ⑦線維腺腫性過形成

52. 答え1
1:自然尿では悪性所見。擦過やカテ尿など物理的に剥離させる採取法では悪性所見とは言えない。
2:紡錘形細胞も見られる。尿で紡錘形細胞がみられた場合は低異型度も考慮する。
3:非浸潤だが壊死を認めることがある。
4:平坦状病変。
5:混在する場合は尿路上皮癌となる。尿路上皮癌と混在する扁平上皮癌や腺癌は基本的に尿路上皮癌になるが、小細胞癌と混在する場合は小細胞癌となる。

53. 答え4
4:好塩基性を示す。

54. 答え5
1:炎症細胞と多核巨細胞を特徴とする。
2:好酸性濾胞上皮細胞と背景のリンパ球が特徴。
3:大量のコロイド、泡沫細胞、ヘモジデリン貪食組織球などがみられるが、特徴的な細胞像は無い。
4:核溝、核内細胞質封入体など乳頭癌に似た核所見を持つ。
5:アミロイドは髄様癌の背景に見られやすい。

55. 答え2

56. 答え4
1:中高年に多い。
2:成人に多い。
3:35歳以上に多い。
5:中高年に多い。

57. 答え3
1:10~20歳代
2:10歳代
4:10歳代
5:30~60歳代

58. 答え1
1:危険因子は①放射線被曝②体重増加③遺伝子異常(FOXE1)などがある。
2:陽性を示す。
3:B細胞性が多い。
4:細胞膜や細胞質に陽性を示す。通常他の腫瘍では核に陽性を示す。
5:砂粒体は乳頭癌で見られやすい。

59. 答え12
1:必ずそうとは言えないが、基本的にアンブレラ細胞がみられた場合は良性を考える。
2:これはそのまま。問題文で「~することがある」と書かれているものは〇のことが多い。
3:クロマチン構造は見えないが、核腫大やN/C比増大がみられるため、癌との鑑別を要することがある。
4:男性の方が多い。
5:多発や再発やが多い腫瘍。

60. 答え34
1:ホルモンが過剰に分泌されるため、その上位のTSHは減少する。
2:ホルモンが分泌されないため、その上位のTSHは増加する。
3:コルチゾールやアンドロゲンが減少する。
4:ACTHが過剰に分泌されるためアンドロゲンやコルチゾールが増加する。
5:バソプレシンが低下することで尿量が増える。

4

呼吸器(問61〜問80)

61. 答え5
A:扁平上皮癌で陽性
B:扁平上皮癌で陽性
C:神経内分泌腫瘍で陽性

62. 答え4
基本的には真菌を染める染色が陽性となる。
C:軟骨などの間葉系成分を染める。異染性を示す。
D:抗酸菌を染める。

63. 答え4
A:扁平上皮癌や小細胞癌で見られる所見。
B:扁平上皮癌で見られる所見。
E:扁平上皮癌で見られる所見。

64. 答え3
A:気管支炎、気管支拡張症、喘息、高度喫煙者などでみられる。
B:気管支喘息、肺吸虫症 などアレルギー疾患、寄生虫感染でみられることが多
い。
C:免疫不全患者宿主に感染し、日和見感染症である。
D:慢性気管支炎、肺癌、肺気腫、結核など様々な疾患でみられ、疾患特異性はない。
E:中皮腫の発生に関与する。

65. 答え2
A:層状構造を示す厚い細胞質は扁平上皮癌を考える。
B:腺癌の所見。
C:腺癌の所見。
D:良性細胞の所見。
E:扁平上皮癌の所見。

66. 答え1
A:腺癌、大細胞癌は末梢に多い。
B:約40%を占め、最も多い。
C:低悪性度。高悪性度は微小乳頭型と充実型。
D:線毛がある場合は良性を考える。
E:腺腔様配列は腺癌で見られる。

67. 答え4
A:リスクとなる。その他、慢性閉塞性肺疾患(肺気腫、慢性気管支炎)、職業的暴露(アスベスト、ラドン、ヒ素、クロロメチルエーテル、クロム酸、ニッケル)、大気汚染(特に粒径2.5ミクロン以下)、肺癌の既往歴や家族歴、年齢などが知られている。
B:非小細胞性肺癌は小細胞癌以外の組織型のことで圧倒的に非小細胞性肺癌の方が多い。
C:小細胞癌と扁平上皮癌は肺門部に多い。
D:STASは肺胞腔内に腫瘍が広がった状態のことで浸潤の定義の一つである。
E:腺癌のドライバー遺伝子変異は80%程度ある。

68. 答え5
A:右の方が太く角度が浅い。
B:これはそのまま。
C:これはそのまま。
D:層板小体を持つのは II 型肺胞上皮細胞。
E:II 型肺胞上皮細胞が分泌する。

69. 答え2
A:これはそのまま。
B:ゴールドスタンダード染色はグロコット染色でギムザ染色。
C:最も有効なのは気管支肺胞洗浄液(BAL)
D:人工的な培養法は確立されていない。
E:これはそのまま。

70. 答え3
A:中枢気管支に多い。
B:これはそのまま。
C:それぞれの成分の割合によって決定されるため細胞診では判定できない。
D:異所性成分が必要。
E:ウイルス感染(EBV)が認められる。

71. 答え4
1:塵埃細胞が無ければ不適正。
2:これはそのまま。
3:G-CSFを産生することがあるため好中球を認めることがある。
4:粘膜下腫瘍であるため喀痰には出にくい。
5:これはそのまま。

72. 答え2
1:細胞質は広い。
2:これはそのまま。
3:みられる。
4:目立つ。
5:大細胞癌との鑑別のために確認する必要がある。

73. 答え1
1:特異性は低い。
2:非上皮性の細胞であるため結合性はない。
3:これはそのまま。
4:これはそのまま。
5:これはそのまま。

74. 答え3
1:前縦隔か上縦隔に多い。
2:未熟なTリンパ球がみられる。
3:これはそのまま。
4:B2型が最も多い。
5:重症筋無力症の合併症がよくみられる。

75. 答え1
1:背景の成熟リンパ球と異形の強い大型腫瘍細胞がみられる。
2:いくつかの胚葉成分や未熟な神経成分がみられる。
3:甲状腺の濾胞構造がみられる。
4:単核のラングハンス型トロホブラストがみられる。リンパ球は特徴ではない。
5:類円形核の腫瘍細胞が平面的にみられる。

76. 答え5
1:置換型増殖を示す。
2:末梢肺に多い。
3:II 型肺胞上皮やクララ細胞由来である。
4:通常0.5cm以下。
5:TTF-1やnapsin Aが陽性となる。

77. 答え5
5:OG好性細胞で1/3、LG好性細胞で1/2。

78. 答え4
1:高悪性度。
2:挫滅しやすいため核線がみられやすい。
3:変性が加わるため顆粒状や濃縮状のものが多い。
4:光顕で判断できるため必須ではない。
5:喀痰は変性が強い。

79. 答え23
1:中枢病変を対象とする。
4:A~Eの5区分で判定する。
5:正常なため判定Bとなる。

80. 答え12
1:少数であればあってもよい。
2:他の組織型の存在を否定しなければならないため細胞診では判定できない。
3:陽性を示す場合は腺癌。
4:びまん性に陽性を示す場合は扁平上皮癌。
5:びまん性に陽性を示す場合は扁平上皮癌。

5

消化器(問81〜問100)

81. 答え1
前癌病変は扁平苔癬、白板症、紅板症である。

82. 答え4
A:リスク因子となる。
B:男性に多い。
E:絶縁

83. 答え5
A:左側結腸に多い。
B:腺腫からの発生が多い。
C:癌化の頻度が高い。

84. 答え4
A:非角化型重層扁平上皮で覆われる。
B:外膜で覆われる。
E:円柱上皮化生のこと。

85. 答え3
A:男性に多い。
B:このほかANCA抗体も陽性になる。
C:このほか胆管癌の合併も見られる。
D:これが陽性になるのは原発性胆汁性肝硬変。
E:陽性になる。

86. 答え2
A:グラム陰性桿菌。
B:鞭毛をもつ。
C:胃癌、特にMALTリンパ腫と関連がある。
D:陽性を示す。
E:これはそのまま。

87. 答え5
A:若年女性に多い。
B:膵体尾部に多い。
C:認められる。
D:これはそのまま。
E:血管がみられ、その周囲に小型均一な腫瘍細胞がみられる。

88. 答え1

89. 答え2
B:カンジダ感染が多い。
C:無核細胞が多数みられる。
D:この細胞は尋常性天疱瘡でみられる。
E:扁平上皮系が主になる部位ではLBCが有効。

90. 答え5
A:大小不同が目立つ。
B:目立たない。目立つのは中分化。
C:みられる。
D:これはそのまま。
E:B型とC型は関与する。

91. 答え1

92. 答え4
1:B細胞性が多い。
2:消化管の中で胃は最も多い。
3:高齢者に多い。
4:異型が弱いため細胞診での判定が難しい。
5:胃幽門前庭部に好発する。

93. 答え3
1:男性に多い。
2:50~70歳代に多い。
4:高分化型が多い。
5:腺癌が多い。

94. 答え2
1:CA19-9が主な腫瘍マーカー。
3:膵頭部に多い。
4:粘液性腫瘍であるため粘液がみられる。
5:シート状に出現し広い淡明な細胞質を持つ。

95. 答え2
1:粘液の形質によって亜型を決定するため免疫染色をしないと厳しい。
3:頻度は低いが合併することがある。
4:拡張する。
5:低異型度、高異型度、上皮内腫瘍、浸潤癌と多段階的に進展する。

96. 答え5
5:インスリノーマだけ良性が多い。

97. 答え1
1:胃に最も多い。

98. 答え4
1:下部食道に多い。
2:乳頭状病変を呈する。
3:平滑筋腫が最も多い。
4:神経鞘由来であるため陽性となる。
5:きわめて稀な腫瘍の一つ。

99. 答え15
1:子宮頸部などと同様の所見が見られるためこの所見もみられる。
2:前がん病変であるため移行する。
3:通常核小体が目立つ。
4:光輝性細胞がみられる。
5:良性なのでNILM。

100. 答え45
4:悪性化すると境界が不明瞭になることが多い。
5:胆汁は変性が強いため良性でも核小体が目立ち悪性所見として使えない。

6

婦人科(問101〜問120)

101. 答え4
1:分娩直前はエストロゲンもプロゲステロンも高値を示す。流産はその状態と類似した状態と考えられるため高値を示す。
2:性成熟期でない年齢で性成熟期と同じ変化が起こる事。つまり高値となる。
3:X染色体の片方が全部もしくは一部欠失した性染色体異常症。卵巣機能が弱いため低値となる。
4:ホルモンの低下によって上皮が菲薄化し炎症を起こした状態。つまり低値となる。
5:卵胞はたくさんできるが成熟しないため排卵が起きない疾患。

102. 答え1
HPVが関連するのは旧規約で言うところの①通常型内頸部腺癌②特定不能な粘液性癌③腸型粘液性癌④印環細胞型粘液性癌⑤絨毛腺管癌⑥浸潤性重層性粘液産生癌⑦微小乳頭状パターンを示す通常型内頸部腺癌がある。

103. 答え2
A:増殖期は直線、分泌期は蛇行した腺管がみられる。
B:増殖しているため核密度が高くなる。
C:細胞内に分泌物をため込むため広くなる。
D:明瞭になる。
E:核も小さく細胞質も狭小になる。

104. 答え1
背景は腫瘍性背景で高度な核異型をもった腫瘍細胞が乳頭状に出現する。背景には砂粒体を見ることがある。
Bは明細胞癌の特徴

105. 答え4
A:陽性になる。
B:両側性発生が多い。
C:これはそのまま。
D:高頻度でこの遺伝子に変異がみられる。
E:単房性にみられる。多房性は粘液性癌。

106. 答え3
A:存在する。前者は類内膜癌G1,G2、後者は漿液性癌と明細胞癌が該当する。
B:類内膜癌が最も多い。
C:5%以下。
D:エストロゲンに依存しないため関連が低い。
E:基本的に上皮性腫瘍は発生年齢が高い。

107. 答え2
A:これはそのまま。
B:傍基底・基底細胞の異型が主体となる。
C:浸潤していないため背景はきれい。
D:ほぼ全例で陽性。
E:これはそのまま。

108. 答え4
A:2種類の上皮で被覆され、その境界をSCJと呼ぶ。
B:偏在性核と泡沫状細胞質が特徴。
C:エオジンやオレンジGに好染する。
D:流れの有るシート状集塊で出現する。
E:これはそのまま。

109. 答え4
適応はCIN3とIA期

110. 答え3
A:親のホルモンの影響を受けてるため中層細胞優位。
B:ホルモンが出ていないため傍基底優位。
C:エストロゲンが有意な時期であるため表層細胞優位。
D:プロゲステロン優位な時期であるため中層細胞優位。
E:プロゲステロン優位で見られやすい細胞であるためホルモンが出ない閉経期にはみられない。

111. 答え3
放射線の変化は多岐にわたるため、大体のことは起きると思っていた方が良い。ただN/C比は変わらない。

112. 答え5
5:2倍体発生。

113. 答え2
1:扁平上皮癌が多い。
3:扁平上皮癌が多い。
4:扁平上皮癌が多い。
5:高齢者に多い。

114. 答え1
1:核小体の腫大はみられない。

115. 答え4
1:p16が有効。
2:関連するものとしないものがある。
3:6型、11型以外はハイリスク。
4:関連する。
5:DNAウイルス。

116. 答え1
1:明細胞癌、類内膜癌と関連がある。
2:原因となる。
3:ブルーベリースポットなどの特徴的な病変がみられる。
4:上昇を認めることがある。
5:血液が卵巣内に溜まってチョコレート嚢胞を示す。

117. 答え5
この封入体はクラミジアの特徴。

118. 答え5
1:上皮性腫瘍
2:性索間質性腫瘍
3:胚細胞腫瘍
4:上皮性腫瘍

119. 答え23
基本的に胚細胞腫が若年者に多い。この選択肢で胚細胞腫瘍は2と3のみ。

120. 答え25

Xからの読者コメントをお待ちしています。
ブログ更新の励みになります!
記事URLをコピーしました