MT・CTのどっとゼブラです。
今回は オルセイン 染色について。
この染色のポイントは1つ!
ビクトリア青染色とほぼ同じだから合わせて覚えよう!
\病理の国試対策本が出ました!/
オルセイン 染色のポイント
オルセイン 染色で覚えるのは次の一つだけ!
- 何を染めるか
オルセイン 染色の全体像
オルセイン 染色は染色の流れを覚える必要はありません。
模試などで必要になった時に使えるよう書いておきます。
覚えやすくはなると思うのでサラっと確認してください。
- 脱パラ・脱キシ・親水
- 過マンガン酸カリウム+硫酸
(酸化) - 亜硫酸水素ナトリウム or シュウ酸水溶液
(還元) - オルセイン液
(染色) - 70%エタノール
(分別) - マイヤーヘマトキシリン
(核染色) - 色出し
- 脱水・透徹・封入
2と3の酸化・還元を行うことで弾性線維だけでなくHBs抗原も染まるようになる。
細胞質の共染も抑えられ、HBs抗原を検出しやすくなる。
オルセイン 染色 は何を染めるか
オルセイン 染色で染まるものは次の3つです。
- HBs抗原
- 弾性線維
- 銅関連蛋白
3は覚えなくて良いです。
1と2をまず覚えましょう。
以下の場合は オルセイン 染色 を選びましょう。
- 肝細胞内が赤く染まる
(顆粒状に染まる場合はPAS) - 血管が赤く染まる
色と銅関連蛋白が染まる点は違いますが、victria blueと似ています。
合わせて必ず覚えましょう。
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