検査技師国試に必要な 脳 の基礎知識
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中枢神経系と末梢神経系
神経系は末梢神経系と中枢神経系に分かれます。

今回はこの中枢神経系について解説します。
中枢神経系は大きく脳と脊髄に分けられます。
ここでは脳を見ていきましょう。
脳
脳は約1500g(1000g程度で覚えましょう)の重さで脊髄と共に中枢神経を構成します。
この脳は以下のもので構成されます。
- 大脳
- 間脳
- 小脳
- 中脳
- 橋
- 延髄
2は視床上部、視床、視床下部を含みます。
視床上部には松果体も含まれます。
4~6はまとめて脳幹と呼ばれる。
これらをイラスト基本機能とともにイラストでまとめると次のようになります。

大脳
大脳は特に場所によってさらに名前が付きます。
大脳+小脳と脳幹の場所の名前とその場所が司る機能を簡単に見てみましょう。
- 前頭葉
- 精神活動
- 運動
- 嗅覚
- 頭頂葉
- 体性感覚(表在性感覚と深部感覚)
- 運動性言語
- 味覚
- 側頭葉
- 聴覚
- 感覚性言語
- 後頭葉
- 視覚
- 海馬
- 記憶
- 脳幹
- 呼吸など生命維持活動の中枢
- 小脳
- 平衡感覚などの運動制御

小脳
小脳の機能は上で説明した平衡感覚などの運動制御です。
それ以外でも小脳は組織像もよく出題されます。
ここでは小脳の組織像理解していきましょう。
小脳の組織像

小脳の組織は溝の「脳溝」と盛り上がった「脳回」によってウネウネして見えます。
そして大脳と同じように皮質(灰白質)と髄質(白質)からなります。
皮質(灰白質)はさらに次の3層に分かれます。
- 分子層
- プルキンエ細胞層
(神経細胞層) - 顆粒層

それぞれの層がどのようなものかまで知る必要はありません。
このプルキンエ細胞層にプルキンエ細胞という神経細胞が一列に並ぶことだけ知っておきましょう。
神経系の染色についても必ず合わせて覚えましょう。
12種類の脳神経
脳からは12種類の脳神経が出ています。
ここで覚えるのは12種類の①順番②どこから出るか(起始部)の2つです。
- 嗅神経
起始部:大脳 - 視神経
起始部:間脳 - 動眼神経
起始部:中脳 - 滑車神経
起始部:中脳 - 三叉神経
起始部:橋 - 外転神経
起始部:橋 - 顔面神経
起始部:橋 - 内耳神経
起始部:橋 - 舌咽神経
起始部:延髄 - 迷走神経
起始部:延髄 - 副神経
起始部:延髄 - 舌下神経
起始部:延髄

脳神経のゴロ
脳神経の12種類は順番通りに覚えないといけないのでゴロで覚えるのが良いです。
12の脳神経ゴロ
【ゴロ】
急止した動く車が三回転、顔がないし全員迷って服全開
- 急:嗅神経
- 止:視神経
- 動く:動眼神経
- 車:滑車神経
- 三:三叉神経
- 回転:外転神経
- 顔:顔面神経
- ないし:内耳神経
- 全員:舌咽神経
- 迷って:迷走神経
- 服:副神経
- 全開:舌下神経

