MT・CTのどっとゼブラです。
今回は 一般細菌 の染色について。
今回はその中でも【 グラム 染色 】を解説します。
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グラム 染色のポイント
ポイントは2つです。
- 陽性菌は青、陰性菌は赤に染まる
- クリスタル紫、ルゴール、サフラニンを使う
グラム 染色の全体像
染色は全体の流れを何となく把握すると理解しやすくなります。
この染色は原理も大事なので確認してみてください。
※水洗は省略
- 脱パラ・脱キシ・親水
- クリスタル紫
(染色)
グラム陽性菌が染まる - ルゴール液
(複合体形成)
クリスタル紫と複合体をつくる - アセトン
(分別)
陰性菌の細胞壁が壊れて色素が抜ける - サフラニンO
(色素が抜けた陰性菌が染まる) - 乾燥、透徹、封入
グラム 染色の原理
グラム染色は陽性と陰性どっちが何色か分からなくなる時があるかもしれない。
この原理、流れを覚えれば一生忘れないから是非覚えてみてね。
まず、グラム陽性菌と陰性菌の違いは細胞壁の構造です。
この細胞壁構造の違いを利用して次のように染め分けていきます。
ギムザ 染色で使う試薬
上の原理で説明したように、使うのは基本的に3つです。
- クリスタル紫
- ルゴール
- サフラニンO
ぜひ原理と一緒に覚えてみてください。
一般細菌を染める他の染色
一般細菌はグラム染色以外でも染まります。
- メチレン青
- ギムザ染色
この2つはとりあえず一般細菌が染まるという事を知っておいてください。
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