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この染色は染めるものとメタクロマジーがポイント。
この記事で染まり方やメタクロマジーを覚えよう!
この記事の著者
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・細胞検査士試験 1発合格
・12月からの勉強でMT国試150点
少しでも多くのMT, CT学習者の役に立ちたいと思いSNSなどで情報発信中。
テーマは【勉強ができない人はいない。やり方次第で誰でもできる!】
細胞診過去問解説集や病理の国試解説集を出しました。
トルイジン青染色のポイント3つ
酸性粘液多糖類、酸性粘液とは?
粘液の種類のこと。酸性粘液多糖類は間質性の粘液が多い。
詳細はこちら
トルイジン青染色は2種類の粘液を染める
トルイジン青染色は酸性粘液多糖類や酸性粘液を染めます。
具体的に染まるもの6選!
- 中皮(ヒアルロン酸)
- 軟骨
- 結合組織
- 肥満細胞
- アミロイド
- 神経内分泌顆粒
出題された問題の周辺は少しずつ知識を増やしていきましょう。
トルイジン青はメタクロマジーを示す
メタクロマジーとは?
本来の色素と異なる色に染まること。
「異染性」とも呼ばれる。
多くは青い色素が赤紫に染まる。
メタクロマジーを示す主な染色は以下の2つ。
- トルイジン青染色
- ギムザ染色
メタクロマジーを示す物質や疾患も重要!
メタクロマジーを示す疾患・物質
- ヘパリン
- ヒアルロン酸
- チモーゲン顆粒
- 間質性粘液(軟骨様基質を含む)
- 多形腺腫
- 腺様嚢胞癌
- 線維腺腫
- 葉状腫瘍
- 基質産生癌
- 筋上皮腫
- 女性化乳房
- 基底膜様物質
- 明細胞癌
- 中皮腫
- 基底細胞腺腫
- 腺筋上皮腫
- 硝子化索状腫瘍
- 神経内分泌顆粒
- アミロイド