【ワルチン・スターリー 染色】硝酸銀で梅毒、ピロリを黒
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マッソン・トリクローム染色は試験に頻出。
この記事にある内容は必ず全ておさえておこう!
原理も知ると覚えやすいですが、AZAN染色と同様です。
AZAN染色の解説はこちら
染色は全体の流れを何となく把握すると理解しやすくなります。
特に重要なものは赤文字で示しています。
マッソン・トリクローム 染色 で覚えた試薬は大きく2種類。
マッソン・トリクローム染色の媒染剤は3種類です。
マッソン・トリクロームの【トリ】3という意味です。
3種類の主要な色素が含まれるためこの名前がついています。
色素の名称と種類それぞれ何を何色に染めるか覚えましょう。
色素名 | 染まるもの | 色 |
---|---|---|
オレンジG | 赤血球 | オレンジ |
ポンソー・キシリジン/ 酸フクシン/ アゾフロキシン混合液 | 細胞質 筋線維 線維素 免疫複合体 細胞内好酸性顆粒 | 赤 |
アニリン青 | 膠原線維 糸球体基底膜 細網線維 粘液 細胞内好塩基性顆粒 | 青 |
マッソン・トリクローム染色はAZANと染色と染色結果がほぼ同じです。
そのためどtらの染色かが問題になります。
核をみよう!
実際の画像を比較して鑑別点を理解しましょう。
次に拡大した画像も見てみましょう。
教科書ではマッソン・トリクロームの核は「黒」や「黒褐色」と表現されます。しかし実際は「暗い紫」に見えることが多いです。
教科書の記載と実際の見え方に差があることを理解しておきましょう。
マッソン・トリクローム染色が画像で出題されるのは以下の3つです。