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RNA とは ? DNAと似てるけど何が違う?RNA を分かりやすく解説!

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どっとぜぶら
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RNA はDNAと何が違う?

「RNA」って「DNA」と名前がそっくりですよね。

確かに似ているところもありますが、実は全然違うものなんです。

RNAがDNAと違う点はこちら!

  • 1本鎖である(DNAは2本鎖)
  • アデニンに対応する塩基がウラシル(DNAはチミン)
  • 糖がリボース(DNAはデオキシリボース)

今回はこのDNAとの違いを一つずつ見ていきましょう!

RNAは1本である

線の上にはACCTCTACなどの塩基が鎖のように横向きに繋がっているよね?
だから塩基の並びが1本の時は1本鎖と呼ばれているんだね。

そしてDNAにはその鎖が2本、RNAは1本だけ。

これがRNAは1本鎖という意味。
逆に言えばDNAは2本鎖ってことになるね。

塩基が分からないって人はこちらのDNAの記事を見てみてね 🙂

アデニンに対応する塩基が「ウラシル」

灰色の五角形に「デ」と書かれているのはデオキシリボース
「リ」と書かれているのはリボースです。

DNAとRNAを比べると1カ所だけ違うね。
TU になってる。
塩基だけ並べてみてみよう!

青のチミン緑のウラシル になっとる・・・

こんな感じで使われる塩基が違うんだね。

なんてややこしい・・・

糖がリボース

DNAやRNAはリン+糖(五角形)+塩基(カラフル)でできている。

その真ん中の五角形がDNAはデオキシリボースRNAはリボースになってる。

実はDNAの「D」はデオキシリボースの「デ」から来たもの。
RNAの「R」はリボースの「リ」から来たもの。

まとめるとこんな感じ。

RNA 3種類ある

ここまでRNAの構造について説明してきました。

そしてこのRNAには3つも種類が!

  1. mRNA
  2. tRNA
  3. rRNA

今回はとりあえずこの3種類があるってことを覚えておこう!

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