【第59回・2026年】細胞検査士 二次試験とは?スクリーニング試験・同定試験の内容と日程

細胞検査士試験の二次試験は、実際の標本を顕微鏡で見て判定する実技の試験です。
この記事では第59回(2026年度)の二次試験について、
日程・会場・試験の中身・一次合格から二次までの流れを、日本臨床細胞学会の公式資料をもとにまとめました。


二次は12月5日か6日のどちらか1日。
自分の受験日は一次に受かってから届く案内で分かるよ
- 二次試験の日程・会場・受ける人
- スクリーニング試験と同定試験で、何を答えるのか
- 一次の合格発表から二次の当日までの流れ
- 宿・当日の準備・二次に落ちた場合の扱い
第59回 二次試験の日程・会場・受ける人
| 項目 | 第59回(2026年度) |
|---|---|
| 日程 | 2026年12月5日(土)・6日(日) どちらか1日に振り分けられます(2日間受けるわけではない) |
| 会場 | 東京・TKPガーデンシティ御茶ノ水(千代田区神田駿河台) JR御茶ノ水駅 聖橋口から徒歩約4分 |
| 試験 内容 |
スクリーニング試験と同定試験 |
| 受ける人 | 第59回の一次試験に合格した人と、第58回(2025年度)で一次に合格し二次で不合格だった人など(受験資格があり、受験を希望する人) |
※出典:日本臨床細胞学会「第59回細胞検査士資格認定試験 実施要領(2026年度)」「受験者へのお知らせ」。最新・正式な情報は必ず学会の公式サイトでご確認ください。
二次試験の中身:スクリーニング試験と同定試験
【スクリーニング試験】標本を見て3つの問いに答える

いつも通りであれば子宮頸部・子宮体部・呼吸器・胆汁(胆管)・膵液(膵管)・口腔・胸腹水・泌尿器から出題。
25枚の標本を各5分で鏡検&以下の3つの問いに解答する。
- 医師に報告するかどうか以下の3つから選ぶ
- 正常または良性
- 問題とすべき細胞が認められるため、細胞診専門医による診断を要する
- 悪性細胞が認められるため、必ず細胞診専門医による診断を要する
- 4つの区画のどこに多いか選ぶ
- 細胞名、疾患名などを選択肢から選ぶ(大体選択肢10くらい)
❶-2 の「問題とすべき細胞」は、良性でも病名の診断や治療が必要な良性腫瘍・感染症などを考えれば良いです。

つまり、「異常があるか」だけでなく、どこに・何があるかまで答える試験だよ
今後は試験がバーチャルスライドになる可能性もあるよ!
【同定試験】サークルの中の細胞を答える
婦人科・呼吸器・消化器・胸腹水・尿路系・乳腺・甲状腺・造血リンパ系・その他の検体(つまり全領域)から出題される。
標本上にサークルがあり、限られた範囲90秒で鏡検&選択肢から細胞名や疾患名を選ぶ。
同定試験には、乳腺・甲状腺・造血リンパ系・骨・軟部・脳腫瘍なども含まれています(スクリーニング試験の領域には入らない)。
この3つの勉強が足りていない人は、早めに見直しておきましょう!

スクリーニング試験と違って見る場所は決まっているけど時間が短い。
選択肢もスクリーニング試験より少ないのが特徴。
どうしても標本がない場合は、画像問題集を使った同定対策がおすすめです。
同定試験は指定された狭い範囲を見て答える試験なので、細胞像の問題を解く練習が見方の練習になります。
実際に標本がなくても合格した社会人の方からの推奨方法です。
一次の合格発表から二次の当日までの流れ
- 2026年10月17日(土)一次試験
- 一次の合格発表
学会公式サイトに合格者の受験番号の一覧(PDF)が載ります。
前回(第58回)は一次試験から16日後の11月10日でした。
正式な合否と点数は、後日届く封書の結果票で確認できます(詳しくは合格発表と合格基準の記事)。 - 二次の受験日(5日か6日か)の確定:一次合格後に届く案内で確認します。
- 12月5日(土)・6日(日)二次試験(どちらか1日)
- 二次の合格発表:前回(第58回)は12月22日に学会公式サイトで発表されました。
一次の合格発表から二次までは、前回の日程でいうと約4週間。
一次の合格発表を待つ間も、二次試験の準備を進めておかないと後悔が大きくなります。

1日でも早く二次試験対策を始めよう!
※第59回の一次合格発表日は、学会の資格認定試験のページと実施要領(2026年10月8日に確認)には書かれていません。学会公式サイトのお知らせをご確認ください。
二次で不合格だった場合:翌年は一次が免除

一次に合格して二次で不合格だった人は、翌年度の試験だけ一次が免除され、二次から受けられます。
- 免除は翌年度だけ。その次の年に繰り越すことはできない。
- 免除で二次を受けて不合格だった場合、次回は一次から受け直し。
- 受験料は一次を受けるかどうかに関係なく新規受験者と同じ(第59回は40,000円)。
宿と当日の準備
受験日の「5日 or 6日」は一次合格後に決まり、12/4と12/5の両方を無料キャンセルできるプランで宿を予約し、受験日が決まったら片方をキャンセルするのが安全です。
(12/5受験なら12/4泊、12/6受験なら12/5泊が前泊)。
会場近くのホテルと予約のコツは、こちらにまとめています。
細胞検査士試験の会場近くのホテル(一次・新大阪/二次・御茶ノ水)
二次試験は長時間の鏡検が必要なので、目の疲れに備えておきましょう。

僕は試験前日にはホットアイマスクで目を休めたよ!
試験会場が暑い場合もあるため、室温に合わせて調整しやすい服(脱ぎ着しやすい上着など)で受験しましょう。
※当日の持ち物・集合時刻などの指示は、受験票や学会からの案内を優先してください。
二次の対策をまとめたnote
二次(スクリーニング・同定)の対策noteを作成しました!
子宮頸部・呼吸器・体腔液などのスクリーニング練習動画や、弱拡大での見方、スクリーニング中に頭の中で考えている思考法など全部で25本の記事が閲覧できます。
よくある質問
Q. 二次試験で手技(染色・標本作製)はありますか?
A. ありません。
実施要領では二次試験の科目は「実技(手技なし)」で、用意された標本を鏡検して答える試験です。
Q. 12月5日と6日の両方を受けるのですか?
A. いいえ。
どちらか1日に振り分けられ、自分の日は一次合格後に届く案内で確認できます。
Q. スクリーニング試験で答えるのは「良性と悪性」だけですか?
A. いいえ。
3つの判定(正常または良性/問題とすべき細胞あり/悪性細胞あり)に加えて、考えられる疾患・病態・細胞型または組織型と、問題となる細胞が最も多い区画も答えます。
Q. 二次に落ちたら、また一次から受け直しですか?
A. 翌年度に限り一次が免除され、二次から受けられます(受験料は新規受験者と同額)。
免除で受けた二次にも不合格だった場合は、次回は一次からです。
合格率の推移は細胞検査士試験の合格率まとめ、試験全体の流れは細胞検査士試験の準備ガイドもあわせてどうぞ。






