【 グラム 染色】一般細菌の染色。陽性は青、陰性は赤
どっとゼブラ
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MT・CTのどっとゼブラです。
今回は フォイルゲン反応 と メチルグリーン・ピロニン について。
少ないけど必要なポイントがあるからおさえよう!
https://note.com/dot_zebra/n/nd89c4e3fb6bd
覚えるべき核酸の染色は多くないです。
3のヘマトキシリンは個別に詳しく説明したいのでここでは1と2を解説します。
この染色のポイントは3つです。
染色は全体の流れを何となく把握すると理解しやすくなります。
サラッとでも見ておきましょう。
(水洗は省略)
フォイルゲン反応はDNAつまり核を染めます。
さらにこの染色の利点は染色強度がDNA量と比例することです。
つまりDNA量を色で定量できます。
原理はPAS反応の流れとよく似ています。
このようにPAS染色と似た原理の染色は過去にも出題されているので必ず覚えておきましょう。
シッフ試薬の組成も合わせて思い出しておきましょう。
①塩基性フクシン
②塩酸
③亜硫酸水素ナトリウム
(重亜硫酸ナトリウム)
この染色のポイントは3つです。
染色は全体の流れを何となく把握すると理解しやすくなります。
サラッとでも見ておきましょう。
(水洗は省略)
この染色の工程で特に覚える所はありません。
形質細胞は抗体を作るB細胞性リンパ球です。
何故形質細胞に有効な染色なのかというと
形質細胞の細胞質はRNAが豊富だからです。
核はDNAが豊富です。
形質細胞の・・・
核(DNA)をメチルグリーンで青く染める。
細胞質をピロニンで赤く染める。
形質細胞が腫瘍化した多発性骨髄腫(形質細胞腫)で染めると分かりやすくなります。