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検査技師国家試験のための【 食道 】【 食道癌 】を解説

食道
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MT・CTのどっとゼブラです。
今回は 食道 と 食道癌 について。
ここでは基本的な構造と国試に必要ながんの知識を紹介します!

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食道の基本的な解剖知識

食道は約25cmで他の一般的な層構造と同様の構造をとります。

層構造以下の順番です。

  1. 粘膜上皮
  2. 粘膜固有層
  3. 粘膜筋版
  4. 粘膜下層
  5. 筋層
  6. 外膜下層
  7. 外膜

1~3は粘膜という言葉でまとめることができます。

*最外層はほとんどの消化器が漿膜。
 食道は外膜である点に気を付けましょう。

上皮は非角化型重層扁平上皮です。

重層扁平上皮の解説についてはこちら

食道は他の臓器に圧迫されて正常でも狭窄している部位がある。
その部位を生理的狭窄部位と呼び、3か所ないし4か所あります。
(大動脈部分と主気管支部分を合わせることがありその場合は3か所。)

生理的狭窄部位
  1. 咽頭・食道接合部
  2. 大動脈弓交差部
  3. 左主気管支交差部
  4. 横隔膜貫通部(食道裂孔部)


食道 の筋層

食道は走る方向によって内輪筋と外縦筋に分けられます。。
この2層構造は他のほとんどの消化器と同様です。

内輪筋と外縦筋

さらに場所によって筋肉の種類が違います。

食道の筋肉

上部は横紋筋

中部は横紋筋+平滑筋

下部は平滑筋

上部は飲み込むために随意筋である必要があるので横紋筋です。

横紋筋、平滑筋、心筋の解説はこちら

これらの筋肉の蠕動運動によって食塊を胃に送ります。

食道癌の基礎知識

食道癌の好発部位

食道癌の好発部位は中部です。

食道癌で多い組織型

最も多いがんの種類は扁平上皮癌です。

がんは基本的に正常の上皮と同じ種類のものができやすいです。

食道は扁平上皮で被覆されるため扁平上皮癌ができやすくなります。

食道がんの危険因子

食道癌の危険因子は組織型で異なります。

  • 扁平上皮癌の危険因子
    飲酒、喫煙、ビタミン欠乏
  • 腺癌の危険因子
    胃食道逆流症

食道癌の放射線感受性

食道癌は比較的 放射性感受性が高い です。

放射性感受性はがんの種類で異なります。

  1. 食道は扁平上皮癌が多い
  2. 扁平上皮癌は放射線感受性が高い
  3. 食道癌は放射線感受性が高い

このような流れで基本的には感受性が高いとなります。

食道 扁平上皮癌とヨード

正常食道上皮はヨードで染まります。
食道扁平上皮癌になるとヨードで染まりません

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