解説増量!細胞検査士過去問解説集
模擬試験解説
PR

細胞診模擬試験 難易度5の解答&解説

細胞診模擬試験難易5のサムネイル
どっとぜぶら
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

【タイマー】
細胞検査士試験に特化した専用タイマーを作りました。
ぜひ試験本番を想定して時間を計りながら解いてください。
 タイマーを使う

【問題はnoteにて配布しています】
細胞診模擬試験 難易度5 問題を見る

解答一覧

総論技術その他呼吸器消化器婦人科
問題解答問題解答問題解答問題解答問題解答問題解答
112134116148151014
222224236238221023
332344326318331033
432454456428451043
542524546548511055
652634646658641062
712714736738721075
842854856858811081
922944926948931094
1033025017019051105
1143135147129141111
1223245237249211123
1323355327359331132
1443415427419421143
1553515517539551154
1633625657619611161
1743745747729751175
1853855817859851185
1935393459137923993411924
20454013604580451001212023

採点ツール

解答番号をタップするだけで自動採点できます。科目別スコアと弱点が表示されます。

模擬試験〜難易度5〜の解説

1

総論(問1〜問20)

1. 答え
A:卵黄嚢腫瘍に見られる。血管周囲に高円柱状腫瘍細胞が配列し、その外側の空隙を介してさらに扁平な腫瘍細胞が取り囲む状態を表す。
B:中皮腫や肺癌などと関連する。黄金色で鉄アレイ状の形を示す。
C:サルコイドーシスで見られとされるが特異性は無い。細胞質に見られる石灰化物である。
D:甲状腺乳頭癌、漿液性癌、粘液性癌などで見られる。石灰化物でコッサ反応に陽性を示す。
E:マラコプラキアでみられる。カルシウムと鉄の沈着を伴った層状同心円状構造を有する小球。

2. 答え
A:肺の機能血管
B:心臓の栄養血管
C:肺の栄養血管
D:肝臓の栄養血管
E:肝臓の機能血管

3. 答え
A:男性の罹患数、死亡数ともに2位。
B:男性罹患数の1位。
C:男性死亡数の1位、罹患数の4位。
D:男性の罹患数、死亡数ともに3位。
E:男性死亡数の4位。罹患数は5位以内に入っていない。

4. 答え
A:子宮頸癌や中咽頭癌などと関連する。
B:乳がん、子宮体がんなどと関連する。
C:食道腺癌に関連する。日本より欧米に多い。
D:上咽頭癌やいくつかのリンパ腫などと関連する。
E:胆道癌の原因として知られる。肝癌は肝炎ウイルスやアルコール、肝炎、肝硬変などが原因となる。

5. 答え
A:腺癌の特徴。
B:小細胞がんの特徴。
E:腺癌の特徴。

6. 答え
A:悪性黒色腫、甲状腺癌、肺癌、大腸癌などでみられる。
B:膵臓癌、大腸癌、肺癌、子宮体癌などでみられる。
C:脳腫瘍、肺癌、胃癌、胆管癌、卵巣癌などでみられる。
D:未分化大細胞リンパ腫、肺癌、大腸癌、乳癌などでみられる。
E:乳癌、胃癌などでみられる。

7. 答え
A:細胞内外どちらの刺激からでも起きる。
B:細胞が収縮し、細胞質突起(ブレブ)を生じる。
C:ATPを消費して行う。
D:DNAの不規則な断片化が起きる。
E:細胞も細胞小器官も膨化する。

8. 答え
A:静脈血も動脈血も類洞を通る。
B:胆汁は肝臓から外に流れ、血液は外から肝臓に流れ込む。
C:静脈血は門脈を通って肝臓に流れる。
D:多くは門脈系の静脈血(約70%)である。
E:小葉間静脈から中心静脈の方向に流れる。

9. 答え
4大組織の上皮以外から発生する腫瘍は全て非上皮性腫瘍。
4大組織が分からない人はこちら

10. 答え
A:皮膚がん、白血病、甲状腺癌などと関連する。
B:皮膚がんと関連する。
C:子宮体癌と関連する。
D:膀胱癌と関連する。
E:皮膚がんと関連する。

11. 答え
1:棍棒状の形をした真菌。
2:隔壁を持つ45度に分岐する真菌。
3:莢膜を持つ酵母様真菌。
4:隔壁を持たない真菌。
5:抗酸性の細菌。

12. 答え
1:細胞増殖に関与するため癌遺伝子。
2:HIF-1αのユビキチン化に関連する癌抑制遺伝子。
3:細胞周期に促進に関与するため癌遺伝子。
4:細胞増殖に関与するため癌遺伝子。
5:細胞増殖に関与するため癌遺伝子。

13. 答え
1:中胚葉
2:外胚葉
3:内胚葉
4:中胚葉
5:内胚葉

14. 答え
1:核内に空砲を認めることがある。
2:核内空砲を認めることがある。
3:核内空胞を認めることがある。嚢胞に関連する症例では細胞質にも認めないわけではないが、典型例では核内に空胞がみられる。
4:細胞質に空胞がみられる。
5:空胞はみられない。多核が特徴。

15. 答え

16. 答え
このほか進行性病変には肥大、再生、過形成なども含まれる。

17. 答え

18. 答え

19. 答え35
1:インスリノーマの場合は低血糖を起こす。その他のグルカゴノーマ、ソマトスタチノーマ、ガストリノーマなども元々のホルモンに合わせた症状が起きる。
2:副腎髄質発生が多く、ここからは元々血圧をあげるカテコールアミンが産生される。そのため高血圧になる。
3:重症筋無力症は胸腺腫との合併が良く知られている。
4:小細胞癌は様々な症状を呈することがあり、その一つにクッシング症候群がある。
5:カルシトニンを産生する甲状腺髄様癌でカルシウム濃度低下が起きることがある。乳腺髄様癌では起きない。

20. 答え45
1:上皮が筋層まで嵌入した構造で胆嚢に存在する。
2:98~99%は外分泌腺。
3:非角化型重層扁平上皮で被覆される。
4:内斜、中輪、外縦の3層でできている。
5:十二指腸壁内で合流する。壁外で合流した場合、逆流などが起こり胆道癌のリスク因子となる。

2

技術(問21〜問40)

21. 答え
A:気管支は擦過や穿刺などの対象となる。
B:体腔液などの液状検体は引きガラス法や集細胞法などが用いられる。
C:脳腫瘍は柔らかい組織であるため圧挫法が有効。
D:喀痰などの粘稠検体はすり合わせ法で行う。
E:口腔は綿棒などで擦過を行う。

22. 答え
1:腫瘤の中央は壊死していることがあるため辺縁を穿刺する。
2:脳脊髄液は細胞が壊れやすいため1000 rpm程度の低回転数で遠心する。
3:すり合わせは細胞の挫滅を防ぐため3回以内におさめる。
4:セルブロックは細胞数が多い検体でないと行うことができない。
5:血液が多い場合は2回遠心法や溶血が有効。

23. 答え
A:ヒアルロン酸はアルシアン青やコロイド鉄染色で染まる。
B:3価の鉄はベルリン青染色が有効。
C:石灰化小体はカルシウムを含むためカルシウムを染めるコッサ反応が有効。
D:クリプトコッカスはムチカルミン、アルシアン青、PAS反応、マッソン・フォンタナ染色、墨汁法が有効。
E:スピロヘータにはワルチン・スターリー染色が有効。

24. 答え
A:直接法より間接法の方が感度が高い。
B:ポリマー法はアビジンを使わないため内因性ビオチンの影響を考えなくて良い。
C:DABは茶色に発色する。
D:過酸化水素、過ヨウ素酸、アジ化ナトリウムなどで行う。
E:緩徐に冷やさないと偽陰性化などを示す。

25. 答え
A:薄切が行えるため数種類の染色に対応できる。
B:液状検体に使用できるため体腔液などに有効。
C:塩化カルシウム溶液を用いる。
D:ブロックのするため薄切が必要。
E:FISH法や遺伝子検査にも対応できる。

26. 答え
A:空気より重い。
D:作業環境測定は半年に一回行う。
E:発がん性はない。

27. 答え
A:位相差顕微鏡は無色の細胞や生きた細胞に適する。
B:偏光顕微鏡は変更を示すアミロイドやケイ酸結晶などに適する。
C:蛍光顕微鏡は蛍光抗体法など蛍光色素を用いた方法に有効。
D:電子顕微鏡は通常の顕微鏡ではみれない小さなウイルスなどに有効。
E:微分干渉顕微鏡は無色の細胞や生きた細胞に適する。

28. 答え
A:ホルマリンはホルムアルデヒドを約37%含む。
B:劇物に指定されている。
C:管理濃度は0.1ppm以下。

29. 答え
A:陰圧を解除して針を抜く。
B:少ない場合は一回合わせるかそのまますぐに固定する。
C:どちらもある場合は充実部分を穿刺する。
D:吹き付け後の針内にも細胞が残るため洗浄して回収すると良い。
E:針先は何度が動かした方が採取効率が良い。

30. 答え
A:OG-6液にはリンタングステン酸、オレンジG、95%エタノールが含まれる。
B:ギルのヘマトキシリンを用いる。
C:オレンジGなど細胞質に関連する染色は全て酸性色素。
D:EA-50液にはライトグリーン、エオジン、ビスマルクブラウンの3色素が含まれる。
E:分別は0.5%程度の塩酸アルコールで行う。

31. 答え
視野絞りは顕微鏡の最も下部に設置されていることが多く、名前の通り視野の範囲を絞ることができる。ケーラー証明の設定時などに行う。

32. 答え
1:擦過検体は浮遊細胞診検体(例えば喀痰や尿など)と比較して新鮮で変性が少ない。
2:引きガラス法では辺塗抹縁や引き終わりに癌細胞が集まりやすい。
3:湿固定する場合、迅速に行わないといけないため、溝に沿って入れずにすぐ固定して少し時間がたってから溝に入れなおす。
4:液状検体を遠心すると上清、バッフィーコート、赤血球層に分かれる。癌細胞はバッフィーコートに存在するためそこを採取する。
5:乾燥固定は冷風で急速に行う。

33. 答え
ビスマルクブラウンは細胞質の染色関与しない。類脂質やカンジダを染めるとされる。塩基性色素である。

34. 答え
Alcian blue染色はpH1.0は硫酸基のみ、pH2.5は硫酸基とカルボキシ基と反応する。それぞれ塩酸と酢酸を用いる。

35. 答え
1:細胞診検体の方がパラフィン切片より活性が高い。
2:平面的な細胞集塊よりも重積性のある部分で偽陰性化が起きやすい。
3:DABは発がん性があるため扱いに注意する。
4:パパニコロウ染色後に封入されたものでも免疫染色は可能である。
5:Ki-67など細胞周期を反映した抗体を利用すれば増殖能をみることが可能である。

36. 答え
1:細胞が沈殿しているため体位変換して細胞を浮遊させた方が良い。
2:抗凝固剤の作用が弱いため、できる限り早く処理する。
3:滲出液の方はタンパク濃度が高いため漏出液より変性速度が遅い。
4:冷蔵保存すれば変性がおさえられ、48時間程度経過しても細胞判定が可能。
5:洗浄は生理食塩水で行う。

37. 答え
1:同じ動物種だと反応しないため異なる動物種を用いる。
2:蛍光は時間とともに減弱するため永久標本にならない。
3:DABが水溶性、AECは非水溶性である。そのため封入剤はDABが非水溶性、AECは水溶性を用いる。
4:LSAB法はアビジンとビオチンを使う方法であるため内因性ビオチンの除去が必要。
5:抗原賦活化はオートクレーブ、電子レンジなどの熱処理、蛋白分解酵素などで行うことができる。

38. 答え
病理分野でとりあえずおさえたい特定化学物質は①ホルムアルデヒドである。キシレンやアセトンやメタノールは有機溶剤中毒予防規則の対象となる。

39. 答え34
1:大きく分けると吸引吸着転写法と沈降静電接着法があり、これらの作製法の違いで見え方がが異なる。
2:多くのLBC固定液にはアルコール入っているため従来法と比べると収縮傾向を示す。
3:細胞は重なりにくいのが特徴の一つ。
4:炎症細胞や赤血球などの背景所見が減弱しやすい。
5:塗抹後残った検体は免疫染色や遺伝子検査などに応用できる。

40. 答え13
1:DABなどで発色するのはCISH。FISHはFITCなどの蛍光色素を用いる。
2:転座など塩基配列が大きく変化するものは検出できる。
3:一塩基多型など塩基配列の変化が乏しいものは検出に不向き。
4:DAPIやPIなどを用いる。
5:熱変性させて核酸を1本鎖にする必要がある。

3

その他(問41〜問60)

41. 答え
A:肝臓でエストロゲンの処理が行われているため肝機能低下をきたす疾患は女性化乳房の原因となる。
B:顆粒状の豊富な細胞質、核小体明瞭円形核が特徴。
C:p63は筋上皮細胞のマーカーとして使われる。
D:良性疾患は基本的に筋上皮細胞の付着を認める。
E:名前の通り腺上皮(乳管上皮細胞)も筋上皮細胞も増生する。

42. 答え
A:篩状型ではなく充実-乳頭型に多い。
B:いくつかの亜型が混在していることが多く、多彩な像を示す。
C:面皰型は中心に壊死を持つ型もことであるため壊死がみられる。
D:細胞診で浸潤と非浸潤を鑑別することはできない。非浸潤癌をある程度予測することは可能。
E:良性や非浸潤癌ではアポクリン化生を伴うことがある。

43. 答え
B:Grade2に分類される。
C:Grade3に分類される。
D:Grade4に分類される。

44. 答え
A:正常でも少量の胸水、腹水などの体腔液は貯留している。
B:中皮細胞は良悪性にかかわらず多核になることがある。悪性の方が核の数は多くなることが多い。
C:肝硬変や心不全などでは漏出液が貯留する。癌は滲出液。
D:気胸や寄生虫感染では好酸球が認められる。
E:脳脊髄液は細胞数が少なく細胞が壊れやすいのが特徴。

45. 答え
A:早期の転移例が多く、予後が悪い。
B:白人に多い。
C:S100.NSE、Mealan A、HMB-45などに陽性を示す。
D:比較的広い胞体をもち核小体が目立つ。
E:メラニン顆粒を認めないものも存在する。

46. 答え
A:強い好塩基性を示す。
B:細菌感染では好中球の増加がみられやすい。
C:グリコーゲンを持つためPAS反応に顆粒状の陽性を示す。
D:小さな核小体を認めることがある。
E:2核程度の多核はしばしばみられる。3核以上の多核細胞が多い場合は中皮腫も考慮する。

47. 答え
A:胚中心に存在する組織球。そして胚中心の存在は良性示唆する。
B:monotonousな細胞の増生は悪性を考える。 一方、各分化成熟段階がみられる細胞の増生は良性を考える。
C:10~30代の比較的若年の女性に多い。
D:小児や若年の成人女性に多い疾患でバルトネラ感染が関係する。
E:乾酪壊死を認めない肉芽腫性疾患を非乾酪性肉芽腫と呼び、サルコイドーシスはこれに該当する。

48. 答え
A:副腎皮質の束状帯細胞から分泌される。
B:傍濾胞細胞は甲状腺濾胞間にみられる細胞でカルシトニンを分泌する。
C:下垂体後葉からはオキシトシンとバゾプレシンが分泌される。
D:副甲状腺は主細胞と好酸性細胞があり、主細胞からパラトルモンが分泌される。
E:エストロゲンは主に卵胞の顆粒膜細胞から分泌される。

49. 答え
A:良性腫瘍であるため結合性は比較的強く筋上皮細胞も認められる。
B:組織像が多彩であるため細胞像も多彩になる。この多彩性の具体例としてはアポクリン化生、嚢胞、腺症、小葉過形成、乳管過形成、線維症などがある。
C:上皮・間葉系混合腫瘍であるためどちらの細胞もみられる。
D:細胞量が多く、乳管上皮と間質細胞の両方が見られる。
E:上皮細胞には異型を示さず間質細胞に異型を示す。

50. 答え
A:女性の方が多く、男性の10倍程度である。
B:この好酸性細胞質はミトコンドリアの存在による。
C:すりガラス状核は乳頭癌や硝子化索状腫瘍でみられる。
D:びまん性硬化型乳頭癌は多数の砂粒体を認めることが特徴とされる。
E:アミロイドは髄様癌で見られやすい。

51. 答え
1:10歳代の若年者に多い。
2:粘液ではなく、グリコーゲンに反応して陽性を示す。
3:小型円形腫瘍細胞を特徴とする。そのため小型円形腫瘍細胞の出現を認めるその他の腫瘍との鑑別は難しいことがある。
4:大腿骨などの長管骨の骨幹端に好発する。
5:ロゼット構造を認めることもある。

52. 答え
1:上皮内癌は平坦病変である。平坦病変は膀胱鏡で確認しづらいため細胞診が有用となる。
2:どんな腫瘍でも浸潤癌と非浸潤癌を細胞診で鑑別することは容易ではない。確実に断定することはできない。
3:これはそのまま覚えて欲しい。
4:紡錘形細胞は認められる。異型はそれほど強くないが、紡錘形細胞が目立つ場合は低異型度で考えたい。
5:カテーテル尿は無理やり細胞を剥離させるため細胞集塊が見られやすい。集塊だからと言って悪性というわけでは無いので注意したい。

53. 答え
1:多クローン性のリンパ増殖性疾患。良性疾患であるため小型リンパ球を主体とした細胞像を示すが、形質細胞が多数認める症例がある。
2:t (14 : 18)がみられ、この転座によりBCL2に異変が起きアポトーシスに異常をきたす。
3:マントル細胞リンパ腫はリンパ節にあるマントル層の細胞由来の腫瘍でB細胞性。
4:好塩基性の細胞質、車軸状核、核周囲明庭、偏在性核などを特徴とする。
5:最も多いのはびまん性大細胞型B細胞リンパ腫。ホジキンリンパ腫は5%程度で稀。

54. 答え
1:孤立散在性や乳頭状、マリモ状など様々な出現様式で見られる。
2:Collagenous stromaを囲むことがあるが、層構造は1層でI型Collagenous stromaをと呼ばれる。
3:核は類円形で軽度の核腫大がみられる。核小体も目立つこと多い。
4:2核や3核の多核細胞がみられる。3核以上の多核細胞が多い場合は悪性も考慮したい。
5:細胞同士のクロマチン構造は一様で良性を考える所見である。

55. 答え
1:SV40はポリオーマウイルスのBKウイルスやJCウイルスの検出に有効な抗体。デコイ細胞はBKウイルス感染が原因であるためデコイ細胞に有効である。
2:尿細管上皮や尿路上皮にウイルスが感染し特徴的な細胞所見を示す。
3:顕著な核腫大を示すため高異型度尿路上皮癌との鑑別を要することがある。
4:ポリオーマウイルスのBKウイルス感染が原因。
5:偏在性核の傾向を示し、その細胞はコメット細胞とも呼ばれる。

56. 答え
1:腺癌優位なマーカーで鑑別に有用。
2:中皮腫優位なマーカーで鑑別に有用。
3:腺癌優位なマーカーで鑑別に有用。
4:中皮腫優位なマーカーで鑑別に有用。
5:反応性中皮と悪性中皮腫の鑑別に有用なマーカー。腺癌と中皮腫は陰性となるため鑑別に有用ではない。

57. 答え
1:癌は外腺に発生しやすいため症状が出ないことも多い。
2:造骨性の骨転移を特徴とする。
3:核小体が目立つのが組織所見、細胞所見ともに特徴の一つ。
4:腺房由来が多いため腺房腺癌とも呼ばれる。
5:正常では基底細胞が存在し、癌になると消失するため鑑別の指標となる。

58. 答え
1:濾胞癌は血行性、乳頭癌はリンパ行性転移が多い。
2:乳頭癌は微小癌が多く予後の良いものが多い。
3:乳頭癌をはじめ甲状腺がんの多くは女性に多い。未分化癌は比較的男性に多い。
4:核内細胞質封入体は乳頭癌の特徴的な所見の一つではあるが、硝子化索状腫瘍や髄様癌などでもみられるため一つの所見で断定はできない。
5:sanderson polsterは腺腫様甲状腺腫でみられる構造。

59. 答え13
1:前頭葉に多い。
2:第四脳室や側脳室などに多い。
3:小脳中部に多い。
4:松果体に多い。
5:聴神経(第Ⅷ脳神経)に多い・

60. 答え45
1:紡錘形細胞の増生と花むしろ状構造を特徴とする。CD34に陽性を示す。
2:高分化型はMDM2やCDK4が陽性となる。脂肪芽細胞はS100陽性であることも覚えたい。
3:線維肉腫は魚骨様形態(herring born pattern)、杉綾模様と呼ばれる形態が特徴。
4:平滑筋肉腫は葉巻状核が特徴で出目金細胞は横紋筋肉腫で認められる。
5:神経鞘腫のAntoni A型は観兵配列がみられ、Antoni B型は比較的異型の強い腫瘍細胞の疎な分布を特徴とする。

4

呼吸器(問61〜問80)

61. 答え4
A:杯細胞は中枢に多く、末梢に行くほど少ない。最終的にはみられなくなる。
B:線毛は終末細気管支までみられる。
C:層板小体はII型肺胞上皮細胞でみられる。
D:サーファクタントはClub細胞とII型肺胞上皮細胞が分泌する。
E:肺胞表面積を占める割合はI型の高い。数はII型の方が多いとされる。

62. 答え3
A:重層扁平上皮
B:多列線毛円柱上皮
C:多列線毛円柱上皮
D:重層扁平上皮
E:重層扁平上皮

63. 答え1
A:細胞質の肥厚は著明で角化傾向も強い。
B:高度な炎症や肺結核などで典型的な細胞がみられる。
C:口腔扁平上皮細胞よりも小さい。
D:平面的な敷石状配列を示す。
E:平面的な集塊で出現する。

64. 答え2
A:原因はPneumocystis jiroveciiで真菌に分類される。
B:Papではライトグリーンに染まる泡沫状集塊として観察される。
C:有効な検体の一つに気管支洗浄液がある。喀痰では検出されにくいことがある。
D:Pneumocystis jiroveciiは培養ができないため細胞診などでの検出が有効となる。
E:ギムザ染色とグロコット染色が有効な特染。

65. 答え4
A:A判定は組織球が認めらない場合の区分である。組織球と正常扁平上皮細胞のみ見られた場合はB判定とする。
B:D判定の指導区分は直ちに精密検査。再塗抹または6か月以内の再検査はC判定に適用される。C:CかDかで迷ったらD判定にする。
D:肺門部の早期肺癌検出を主な目的として行う。
E:C判定標本には扁平上皮癌を疑う細胞はみられない。陰性を考える区分である。

66. 答え5
A:上縦隔に発生しやすい。
B:後縦隔に発生しやすい。
C:前縦隔に発生しやすい。
D:前縦隔に発生しやすい。
E:中縦隔に発生しやすい。

67. 答え3
A:最も多いのはEGFR変異、肺腺癌の約50%にみられる。
B:腺癌が最も多いが、その他の組織型でも認められないわけでは無い。
C:クリゾチニブはALK融合遺伝子やROS1融合遺伝子をもつ切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌に用いられる分子標的治療薬である。
D:ALK変異は腺房型や充実型の腺癌に多いとされる。
E:BRAF遺伝子変異は男性の喫煙者に頻度が高い。EGFR、ROS1、ALKとは少し異なる患者所見を持つ。

68. 答え5
細胞診の推定組織型で用いないのは①上皮内腺癌②微小浸潤腺癌③大細胞癌④腺扁平上皮癌⑤肉腫様癌⑥非扁平上皮癌

69. 答え4
A:扁平上皮癌は中枢発生が多い。末梢発生のものも増加傾向ではある。
B:CK5/6は扁平上皮癌のマーカーではあるが細胞質に染まる。
C:角化型は類円形細胞から紡錘形細胞まで多形性に富む細胞像を示す。
D:類基底細胞型は低分化で予後の悪い腫瘍。
E:TTF-1は腺癌のマーカーであるため扁平上皮癌は陰性。

70. 答え1
A:喫煙との関連が強く中枢気管支に発生しやすい。
B:増殖が速いため手術の適応は少ないが、放射線や化学療法は効きやすい。
C:増殖が速く、早期に転移しやすいため高悪性度腫瘍である。
D:核小体は目立たない。小型の核小体であればみられないわけではない。
E:免疫染色は必須ではなく光顕のみで診断することが可能。

71. 答え2
1:腺癌の特徴的な構造は乳頭状、微小乳頭状、細胞集塊辺縁の平滑、核の飛び出しなどがある。
2:集塊辺縁の毛羽立ちや扁平化は扁平上皮癌の特徴。
3:乳頭状や微小乳頭状構造は腺癌の特徴。
4:集塊辺縁からの核の飛び出しは腺癌の特徴。
5:粘液空胞は腺癌の特徴。

72. 答え4
1:これはそのまま。
2:多核白血球やリンパ球の浸潤をみるとされる。以前はG-CSFを産生する腫瘍として記載があり、その効果によって多核白血球が見られると思われる。
3:これはそのままで、EBVの関連が証明されないと確定ができない。
4:主気管支から区域気管支のいわゆる中枢気管支に発生する。腺様嚢胞癌も同様に中枢気管支発生が多い。
5:サイトケラチン、ビメンチン、アクチン、S100、KITが陽性を示す。

73. 答え5
1:通常、広範な壊死を認めることが多い。
2:TTF-1は陽性となることが多い。小細胞癌よりは陽性率が低いとされる。
3:小細胞癌と違い免疫染色などで神経内分泌分化を確認する必要がある。
4:核小体が目立つが特徴の一つ。
5:細胞質は広いものが多い。

74. 答え1
chromogranin A陽性、腺癌および扁平上皮癌マーカー陰性から神経内分泌腫瘍が考えられる。今回の選択肢では1と5が神経内分泌腫瘍に該当するが、大型の細胞がみられるという組織像から小細胞癌は除外される。

75. 答え3
1:本組織型は背景に成熟リンパ球は認められるが、核小体が目立つ異型の強い2核細胞や分葉状核細胞も見られるため除外される。
2:本組織型はリンパ球が少ない腫瘍であるため除外される。
3:問題の所見に全て合致する組織型である。
4:本組織型はリンパ球が少なく異型の強い腫瘍細胞がみられるため除外される。
5:本組織型は背景にリンパ球は認められるが、異型の強い大型の細胞が認められるため除外される。

76. 答え1
1:真菌症はアスペルギルス症が最も多い。
2:真菌であるためグロコット染色で陽性となる。
3:放線菌に分類されるアクチノマイセスやノカルジアは硫黄顆粒を形成する。しかし、ノカルジアは硫黄顆粒の形成が少ない。
4:真菌の一種。そのためグロコット染色で陽性となる。その他ギムザ染色も有効。
5:サイトメガロウイルスが5型のヘルペスウイルスである。

77. 答え2
1:悪性度の高い腫瘍であるため、核分裂像やアポトーシスが多くみられる。
2:細胞の大きさはリンパ球の3倍程度までいうのが一般的である。リンパ球より大きいものの方が多い印象。
3:血流的に脳転移が多い。
4:異所性ホルモンなどを分泌することがあり、様々な腫瘍随伴症候群を示すことがある。
5:小型ではあるが、細胞の大小不同や異型は著明。

78. 答え5
1:腫瘍内の壊死は浸潤性の判定となる。
2:上皮内腺癌や微小浸潤癌など浸潤がみられないまたは軽微なものは置換型増殖を特徴とする。
3:3cm以下の孤立性腫瘍である。
4:STASの存在は浸潤性の判定となる。
5:浸潤部分は最大径が0.5cm以内で総和でなく最大のものを計測する。

79. 答え23
1:増殖は緩徐。
2:末梢、中年男性に多い。
3:これはそのまま。
4:悪性化は稀。
5:粘膜下腫瘍であるため喀痰には出現しにくい。経気管支針生検などで採取する必要がある。

80. 答え45
1:これはそのまま。
2:これはそのまま。
3:これはそのまま。
4:ほとんど重喫煙者から発見されるため喫煙と関連がみられる。
5:癌化率は約30%。軽度や中等度は3%程度。

5

消化器(問81〜問100)

81. 答え5
A:Tzank cellが認められるのは尋常性天疱瘡。扁平苔癬はケラトヒアリン顆粒を含む細胞とツートンカラーを示す細胞がみられる。
B:癌化はしない
C:CK13は正常口腔扁平上皮で陽性、上皮内腫瘍で陰性。CK17は正常口腔扁平上皮で陰性、上皮内腫瘍で陽性。
D:口腔癌は高分化型扁平上皮癌が多い。
E:白板症は異常角化を示す病変であるため無核細胞が多数みられる。

82. 答え2
A:これはそのままで、組織的に二相性を示す。
B:非常にまれな腫瘍で発生頻度が低い低悪性度腫瘍。
C:MALTリンパ腫が最も多い。びまん性大細胞型B細胞リンパ腫は2番目に多い。
D:悪性腫瘍では最も多く、低悪性度のものが多い。
E:ARとGCDFP15が高率に陽性を示す。

83. 答え3
A:多形腺腫は軟骨様粘液基質、結合性の緩い上皮細胞集塊、多彩な形態の筋上皮細胞を特徴とする。中でも形質細胞様の筋上皮細胞は特徴とされる。
B:粘表皮癌は粘液保有細胞、中間細胞、扁平上皮様細胞の3種類が特徴。
C:唾液腺導管癌は壊死性背景にライトグリーン好性の細胞質が豊富な核小体が目立つ異型細胞がみられる。
D:Warthin腫瘍は好酸性上皮細胞とリンパ球が特徴。嚢胞形成を伴うため嚢胞内成分(コレステリン結晶、壊死、扁平上皮化生細胞、組織球、類でんぷん小体)などもみられる。

84. 答え5
A:最も多いのは扁平上皮癌。
B:男性の方が5倍くらい多い。
C:疣贅癌の頻度は少ない。
D:HPVとの関連は言われていない。
E:類基底細胞癌は男性に多いが、通常の扁平上皮癌に比べると女性の割合が高い。

85. 答え1
A:軟骨様粘液基質が見られるためメタクロマジーを示す。
B:基底膜様物質を集塊辺縁に認めるためメタクロマジーを示す。

86. 答え4
A:正常肝から発生し、肝硬変からは発生しない。
B:感受性が高いため、シスプラチンを含む化学療法が標準治療となる。
C:中年女性に多い。
D:RAS(ロキタンスキーアショフ洞)の増生が特徴。
E:EUS-FNACなど細胞診検体や生検などでは上皮内癌を診断できない。

87. 答え2
A:肝は転移性腫瘍が原発性の20倍程度多い。
B:これはそのままでコレステロールポリープが多い。
C:IgG4関連疾患であるため陽性の形質細胞がみられる。細胞診での判定は難しい。
D:これはそのままで中年女性の膵尾部に好発する。
E:細胞診で浸潤・非浸潤は鑑別が難しい。

88. 答え1
A:90%以上にK-ras変異がみられる。
B:Bcl-10、トリプシンなどが陽性となる。
C:アミロイドはインスリノーマで見られやすい。
D:SPNは若年女性に多い低悪性度腫瘍。
E:腺扁平上皮癌は通常の腺癌よりも予後不良とされる。

89. 答え3
悪性所見としては①不規則重積②核間距離の不整③核の極性の乱れ④正常の2倍以上の核腫大⑤各の大小不同⑥N/C比の増大⑦核形不整⑧クロマチン増量⑨クロマチン不均等分布などがある。

90. 答え5
A:偏性嫌気性の芽胞形成性のグラム陽性桿菌(細菌)のClostridium difficileが原因。
B:小児から成人まで発症する。
C:上皮の障害によって杯細胞の減少が見られる。
D:グリコーゲンを持つため陽性を示す。
E:クローン病は右側結腸(特に回盲部)に好発する。

91. 答え4
1:好塩基性顆粒をもつためギムザ染色で青色に染まる。
2:萎縮粘膜などを引き起こす菌ではあるが、そこに菌は存在しないことが多い。
3:幽門部~十二指腸の粘膜下層や筋層に多い。
4:ギムザでは青色に染まる。グラム陰性らせん状桿菌であるためグラム染色では赤色に染まる。
5:日本を含むアジアに発生頻度が高い腫瘍として知られる。

92. 答え1
1:上皮内癌は細胞診で判定できない。
2:胆汁性腹膜炎のリスクが高いため行わない方が良い。
3:嚢胞性病変の方が偶発症リスクが高い。本邦では基本的には嚢胞性病変には行わない。
4:微量腹水も適応となる。
5:膵体尾部病変の術前確定診断や切除不能膵癌が疑われる症例の確定診断に用いることができる。

93. 答え3
中分化型では偽腺管構造や胆汁産生などを特徴とする。高分化型と同じように好酸性顆粒状の細胞質も持つ。腫瘍細胞は集塊で出現し、豊富な好酸性顆粒状細胞質、核や核小体の腫大、クロマチン増量なども認める。小型でN/C比が高い場合は高分化型を考え、多形性がある場合は低分化型や未分化型を考える。脂肪滴は高分化型でよくみられる。

94. 答え2
1:粘膜筋板と粘膜下層を欠く。
2:胆嚢病変は女性に多い。胆石症も例外ではなく女性に多い。
3:線毛はない。単層円柱上皮で被覆される。
4:胆嚢腺筋症は癌化率が低い。
5:1/3の症例では粘液の過剰産生を伴うとされる。

95. 答え5
1:膵頭部に好発する。
2:主膵管型の方が予後が悪い。
3:約10%程度合併が見られる。
4:MUC2は陰性を示す。腸型のみ陽性。
5:浸潤性膵管癌と同様にKRAS変異がみられる。膵管内管状乳頭状腫瘍ではみられない。

96. 答え1
1:非機能性が多い。
2:インスリノーマは良性が多く、それ以外は悪性が多い。
3:これはそのままで部分症であることがある。
4:神経内分泌マーカーが陽性を示すためCD56も陽性を示す。
5:形質細胞様の核偏在性を示すことがある。

97. 答え5
1:ミトコンドリアが豊富であるため好酸性顆粒状でPAS反応陽性を示す。
2:単核も2核も存在する。
3:正常は中心性円形核をもつ。
4:肝硬変との合併も癌化もみられない。
5:C型肝炎を原因とするものが多く、C型肝炎はRNAウイルスである。

98. 答え5
1:これはこのままで最も頻度が高い。
2:粘膜下腫瘍であるためFNAが有効となる。
3:消化管運動のペースメーカーであるCajal介在細胞由来である。
4:悪性度の指標には腫瘍径、核分裂数、Ki-67が用いられる。
5:S-100は神経鞘腫などに染まるマーカー。GISTはKIT、CD34、DOG1などが陽性。

99. 答え34
唾液腺筋上皮細胞マーカーとして①S-100②CD10③α-SMA④vimentin⑤calponin⑥p63⑦AE1/AE3などがある。

100. 答え12
1:炎症病変なのに硬い腫瘤を形成するのが特徴。
2:異型のないリンパ球やIgG4陽性の形質細胞浸潤が特徴的。
3:ミクリッツ病は有名なIgG4関連唾液腺炎の一つ。
4:IgG4が高値となる。
5:50~60歳代の高齢男性に多い。

6

婦人科(問101〜問120)

101. 答え4
A:ミュラー管からは卵管、子宮体部、膣上部が形成される。
B:子宮筋層は平滑筋。
C:膣はグリコーゲンを含む非角化型重層扁平上皮で被覆される。
D:増殖期の方が頸管粘液の粘度が低い。牽糸性は高い。
E:体温の上昇はプロゲステロンの作用によって惹起される。

102. 答え3
A:酢酸加工後にみられる限局性の異常病変で酢酸加工後にみられる。
B:隆起性、白色の限局性病変で酢酸加工前から見られる。
C:不規則な走行を示す不整血管を含む限局性異常病変で酢酸加工前から見られる。
D:モザイク模様を示す限局性の異常病変で酢酸加工後に見られる。
E:酢酸加工によって出現する円柱上皮所見。

103. 答え3
A:下垂体前葉から分泌。
B:卵巣にある顆粒膜細胞から分泌。
C:卵巣にある黄体から分泌。
D:下垂体前葉から分泌。
E:視床下部から分泌。

104. 答え3
A:単房性が多い。多房性は粘液性腫瘍に多い。
D:化学療法抵抗性の腫瘍である。
E:悪性より良性の方が多い。

105. 答え5
A:絨毛血管内には胎児由来の有核赤血球がみられる。
B:hCGは合胞体性栄養膜細胞から分泌される。
C:部分奇胎は3倍体、全奇胎は有核発生の2倍体。
D:部分奇胎は細胞性栄養膜細胞と間質細胞にp57kip2陽性を示す。全奇胎は陰性。
E:3種類の栄養膜細胞(細胞性、合胞体性、中間型)はどれもサイトケラチン陽性。

106. 答え2
A:分泌期が鋸歯状の腺管が見られやすくなる。
B:IUDの装着によって石灰化物質や多核巨細胞、類上皮細胞などを認める。
C:萎縮内膜は核が小型濃縮化することが多い。
D:エクソダスは月経期に見られる内膜と間質細胞の集塊。中央が間質で辺縁が内膜腺細胞。
E:核下空胞は分泌期初期に見られる。

107. 答え5
A:卒中性平滑筋腫という型では壊死がみられる。
B:低異型度子宮内膜間質肉腫はらせん動脈様の血管を認める。
C:肉腫で最も多いのは平滑筋肉腫。2番目は低異型度子宮内膜間質肉腫。
D:粘膜下や筋層内に発生した場合は過多月経や月経困難症が認められる。
E:規約5版からは上皮性腫瘍に分類されている(以前は上皮性・間葉性混合腫瘍)。

108. 答え1
A:代替マーカーとしてp16が使われる。
B:疣状癌は極めて分化度が高い扁平上皮癌である。
C:咽頭などとは異なりEBVが検出されることはほとんどない。HPVは陽性。
D:HPVに関連する。
E:無症状の良性病変で悪性化はしない。

109. 答え4
C:核小体は目立たないか小さいものが1つ程度。
D:核形は類円形で異型は弱い。

110. 答え5
A:メラニンを持たない無色素性が存在する。
B:早期に転移を起こしやすい。
C:S-100、NSE、HMB45、Melan Aなどが陽性。
D:予後は悪い。
E:ドーパ反応は色素性でも無色素性でも陽性を示す。

111. 答え1
星雲状封入体はクラミジア粒子を含んだヘマトキシリン好性の細胞質内封入体。クラミジア感染で見られる。

112. 答え3
1:新生児期は中層細胞主体となる。
2:閉経期は傍基底細胞主体となる。舟状細胞はプロゲステロン高値の時にみられる。
3:産褥期初期は分娩後細胞と呼ばれる傍基底細胞にグリコーゲンを含む細胞を認める。
4:exodusは月経期に見られやすい。
5:分泌期は融解した細胞や白血球が多く汚い背景になる。

113. 答え2
1:子宮内膜症は明細胞腫瘍や類内膜腫瘍の発生と関連する。
2:片側性発生が多い。
3:エストロゲン産生腫瘍には顆粒膜細胞腫、莢膜細胞腫、ブレンナー腫瘍などがある。
4:成人型はFOXL2が90%以上の症例で認められる。
5:アンドロゲンやエストロゲン産生がみられる。

114. 答え3
1:ライトグリーン濃染性で敷石状配列を示す。
2:濾胞性頸管炎はTingible macrophageやリンパ球がみられる。コイロサイトーシスはHPV関連疾患でみられる。
3:炎症性背景に傍基底細胞を主体の細胞がみられる。小型角化細胞やライトグリーンやヘマトキシリン好性の変性物質などもみられる。
4:敷石状配列は化生細胞で見られる。
5:キャノンボールは好中球が球状集塊になったものでトリコモナス感染でみられやすい。

115. 答え4
1:単純子宮全摘術が推奨される。
2:同時化学放射線療法が推奨される。
3:単純子宮全摘術+両側付属器摘出術+大網切除術が推奨される。
4:子宮全摘術+両側付属器摘出術が推奨される。
5:外科手術が第一選択となる。

116. 答え1
1:性成熟期に好発する。
2:不妊症の原因となることが多い。
3:初期病変は点状や赤色病変だが、時間経過とともに青色~褐色調のブルーベリースポットが見られる。
4:肺、横隔膜、胸膜などに発生すると気胸を起こすことがある。
5:子宮筋層に発生するものは子宮腺筋症として区別される。

117. 答え5
1:hobnail構造、基底膜物質を囲む構造、ミラーボール状構造などが見られる。
2:異型の強い腫瘍細胞が結合性の弱い小集塊から孤立散在性に出現する。
3:紡錘形で葉巻状核をもつ異型の強い腫瘍細胞が孤立散在性に出現する。
4:有端腺管の増生、拡張腺管、腺管増生などがみられる。
5:白血球取り込み像は類内膜癌で見られやすい。

118. 答え5
Merkel細胞癌はCK20が細胞質内で点状の陽性を示す。

119. 答え24
1:卵黄嚢腫瘍はAFPが陽性となる。
3:明細胞癌はHNF1-βやNapsin Aなどが陽性となる。
5:漿液性癌はCA125、WT1、p53などが陽性となる。

120. 答え23
2:N/C比は80%以上。
3:核小体は目立たないことが多い。

Xからの読者コメントをお待ちしています。
ブログ更新の励みになります!
記事URLをコピーしました