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【レビュー】細胞診試験におすすめ!スタンダード細胞診テキスト第4版の紹介

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細胞診試験おすすめNo.1の【スタンダード細胞診テキスト第4版】のレビューです!
ぜひ購入時の参考にしてください。

※これ以降、【スタンダード細胞診テキスト第4版】を【スタンダード細胞診】と記載します。

スタンダード細胞診はベースとなる参考書

勉強する際には全体を網羅している参考書が必ず必要です。

1冊で全体を網羅した参考書は現在、このスタンダード細胞診を含め5つしかないと私は考えています。

細胞検査士試験に合格するための必須参考書まとめ】にも書いていますが、その中でもさらに以下の3つがおすすめです。

  • スタンダード細胞診4版
  • 細胞診を学ぶ人のために6版
  • 細胞診のすすめ方4版

さらにこの中でも最もお勧めが今回紹介する【スタンダード細胞診テキスト】。

おすすめポイントを書いているのでぜひ最後まで見て吟味してください。

スタンダード細胞診の特徴まとめ

下の表は私が思う、もしくは実際の中身を数値化したものです。

網羅性について

ここでの網羅性は【試験に対する網羅性】を指しています。

スタンダード細胞診の網羅性は良く見積もって40~50%程です。

試験は、
❶総論
❷技術
❸体腔液・尿・その他
❹消化器
❺呼吸器
❻婦人科

がありますが、どの参考書もこの6項目について書かれてはいます。
例えば体腔液分野が書かれていないなどはありません。

重要なのは【試験に出題された問題に対してどれくらいの情報が記載されてるか】です。

私は全問題を毎年調べており、全問題は1年分だと、

120問×選択肢5=600問

2023年度の問題でスタンダード細胞診に載っていた選択肢は600問中

190問

全体の31.7%でした。
※この割合は私が独自に算出したもので、絶対ではありません

私が見逃しているものもあると考え、約40%~50%まで引き上げて記載しました。
ただ、かなり多めに見積もって40%~50%といった肌感です。

そもそもこの参考書は試験対策として作成されていないので30~40%もあれば十分に機能しています。

スタンダード細胞診に記載されているものが答えとしてクリティカルなものであればよいですが、そうではないものもあると思います。
スタンダード細胞診を全て覚えて力を100%発揮できた場合、よく見積もって筆記試験の半分程度は取れるかもしれません

他の参考書はまだ割合を出せていませんが、肌感ではそこまで違いは無いかなと思います。

細胞検査士試験に合格するための必須参考書まとめ】で私が2冊の購入をお勧めしているのはこの網羅性の低さからです。

ただ、環境によって1冊が良い場合、2冊が良い場合は変わります。

2冊購入がおススメな人

2冊を使う時間がある人
例)学生など

1冊購入がおススメな人

1冊しか使う時間が無い人
2冊を覚えられる自信が無い人

例)社会人など

しかし、これだけでは全ての問題に対応できません。
対応策として試験に特化した以下の2つが有効です。

  • Youtube
  • 過去問解説集

過去問解説集は効率を上げたい人におすすめです。

\試験対策で使いたい過去問解説集はこちら!/

過去問解説集は最新版を使うのがおススメですが、早く取り掛かりたい人は今出ているものを使用してください。

※毎年3月~4月に改訂版が出る予定です。
 出ない年もあるかもしれませんがその際はご了承ください。

発売年月日について

参考書の発売年月日は非常に重要です。

スタンダード細胞診4版は2019年6月発行。

細胞診試験の問題は毎年新しい知識が反映されるため、古いものはまったく使えないということになりかねません。

ただ、毎年アップデートされる参考書は存在しません。
そのためスタンダード細胞診などをベースにし、新しくなった部分を自分で調べて書き替えていくことになります。

知識をアップデートする際は癌取り扱い規約を中心に行うと良いでしょう。
呼称や概念自体が変更されている可能性があります。

ちなみに私の知る限り規約は 36種中17種 が2019年6月以降に改訂されています。
それらの改定分の情報はこの本に反映できていないことになります。

分野によっては全く違うものになっているかもしれません。

料金について

料金は非常に重要です。
細胞診の全体を書いた参考書は大体1万円前後で、スタンダード細胞診は9,900円です。

3つのおすすめ参考書は以下の料金です。

スタンダード
細胞診 4版
細胞診を学ぶ
人のために 6版
細胞診のすすめ方
4版
9,900円10,7808,800円

スタンダード細胞診は料金的に中間です。

【細胞診のすすめ方】が最も安いですが、発売年が最も古いため1位にしていません。
ですが、ニッチなことが書かれており知識拡充のための2冊目としては悪くないです。

どこで買うのが一番安い?

参考書は購入場所も非常に重要です。
購入場所によって参考書代がかなり変化します。

購入は楽天がおすすめです。

今回のスタンダード細胞診を私が各サイトで購入すると以下のようになります。

楽天

9081円
(9900円ー819ポイント)

AMAZON

9801
(9900円ー99ポイント)

m3.com(電子書籍)

9720円
(9900円ー180ポイント)

楽天が圧倒的に安価です。
同程度の参考書を5冊購入した場合4000円近く安くなります。

買い回りセール時などではさらに安く買えます。

AMAZONのブラックセールは専門書が安くならないため楽天以外でこの値引きは難しいです。

画像の数について

スタンダード細胞診の画像数は776枚です(どっとぜぶら調べ)。
※1つの画像に有効な2種類の画像が含まれている場合2枚としてカウントしています。
このカウントには組織像と細胞像が含まれており、採取器具の写真やイラストなどは含んでいません。

かなりたくさん掲載してくれています。

ただ、これでも細胞像試験(画像試験)には不十分。

筆記試験と同様、試験に特化していないことが理由です。

本番に類似した画像問題集で別途対策する必要があります。

おすすめはこの5つ
  1. 細胞像練習問題(解説動画付き)
  2. 細胞検査士 細胞像試験問題集 第2版
  3. 細胞診セルフアセスメント第2版
  4. 読む・解く・学ぶ 細胞診Quiz 50 ベーシック篇
  5. 読む・解く・学ぶ 細胞診Quiz 50 アドバンス篇

この中では【1.細胞像練習問題(解説動画付き)】のみ動画で解説があります。
料金も2番目に安のでおすすめです⬇️

サイズについて

スタンダード細胞診のサイズはB5です。

持ち歩きたい場合はサイズも重要です。

私は全てのページをPDF化し、スマホ、PC、iPadで見れるようにしています。
デジタルの方が検索ができるため時間や荷物の削減ができ良いです。

本を買う場合はデジタル化をおすすめします。

デジタル化が面倒な場合は電子書籍での購入がおすすめ。
電子書籍はm3.comで購入することになりますが使い勝手があまり良くないです。

楽天やAMAZONには電子書籍がありません。

m3.comはポイント面でも還元率が低い(楽天と比べて)のとポイントの使用箇所が限定される点で私はほぼ使っていません。

過去問解説集はデジタルなためサイズを気にする必要がなく問題検索も数秒でできます。

\過去問解説集の検索方法などはこちら!/

演習問題について

スタンダード細胞診には演習問題が300問掲載

この系統の参考書で演習問題付きは恐らくスタンダード細胞診のみ。

勉強で重要なのは、

いかにアウトプットを多くできるか

なので、その機会を作ってくれています。

ですが、この付属問題はかなり難しいため最初にチャレンジすべき問題ではありません。

知識は段階的に付けるのがおススメです。

そのために難易度別の模試を用意しました⬇️

1月は難易度1
2月は難易度2
3月は難易度3

のように毎月の模試として解けば着実にレベルアップできます。

まずは難易度1から解き、形式に慣れ、基礎を固めていきましょう。

スタンダード細胞診付属の問題は個人的に難易度8~9くらいの感覚です。
試験が10月にあるので8月あたりに解くのがおすすめです。

ページ数について

スタンダード細胞診のページ数は456ページです。

ページ数と情報量は比例することが多いです。

おすすめ3冊のページ数は以下の通りです。

スタンダード
細胞診 4版
細胞診を学ぶ
人のために 6版
細胞診のすすめ方
4版
456408289

細胞診のすすめ方はサイズが大きいためページ数が少なくなっていると思います。

スタンダード細胞診のページ数を試験に関わる分野別にまとめると以下の通りです。

  • 総論:13ページ
  • 技術:27ページ
  • 婦人科:79ページ
  • 呼吸器:25ページ
  • 唾液腺:12ページ
  • 口腔:4ページ
  • 食道:2ページ
  • 胃:7ページ
  • 小腸・大腸・肛門:6ページ
  • 肝臓:9ページ
  • 胆道:11ページ
  • 膵臓:13ページ
  • 甲状腺:13ページ
  • 乳腺:20ページ
  • 泌尿器:16ページ
  • 男性生殖器:4ページ
  • 体腔液:23ページ
  • リンパ節:32ページ
  • 造血器:10ページ
  • 骨・軟部:20ページ
  • 中枢神経:18ページ
  • 小児腫瘍:13ページ

総合評価

【スタンダード細胞診】の個人的な総合評価は
4点/5点満点

上記の中で個人的に重要なのは以下の順です。

  • 網羅性
  • 発売年月
  • 料金
  • 画像数

この4つバランスが最も良い参考書が【スタンダード細胞診】です。

ぜひ購入時の参考にしてもらえると嬉しいです。

試験まで一緒に勉強頑張りましょう!!

\試験に特化した資料はこちら/

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