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細胞診模擬試験 難易度4の解答&解説

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解答一覧

総論技術その他呼吸器消化器婦人科
問題解答問題解答問題解答問題解答問題解答問題解答
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模擬試験〜難易度4〜の解説

1

総論(問1〜問20)

1. 答え2
B:白人で頻度が高いと言われる。本邦では1~2人/10万人と稀な腫瘍。
C:本邦でも増加しているが、基本的には欧米やアフリカに多い。
D:欧米では逆流性食道炎が多いため腺癌が比較的多い。

2. 答え3
A:細胞周期を止める方向には働く。
D:細胞周期はG1、S、G2、Mで1周すると細胞が増殖する。
E:核膜は分裂期の前中期に消失する(参考書によっては中期)。

3. 答え1
C:内胚葉
D:外胚葉
E:中胚葉

4. 答え4
A:細胞膜が保たれたままの細胞死であるため炎症が起きない。
B:収縮する。
E:核は断片化し、DNA{がヌクレオソーム単位で切断される。

5. 答え5
A:子宮頸癌や中咽頭癌と関連する。
B:成人T細胞性白血病と関連する。
C:カポジ肉腫や原発性体腔液リンパ腫と関連する。

6. 答え4

7. 答え1
Ⅰ型は副甲状腺腫瘍、下垂体腺腫、膵消化管内分泌腫瘍が三大病変。ⅡA型は甲状腺髄様癌、副腎褐色細胞腫、副甲状腺機能亢進症、ⅡB型は甲状腺髄様癌、褐色細胞腫、神経腫が主な病変。
C:I型に含まれる。
D:I型に含まれる。
E:I型に含まれる。

8. 答え3
エストロゲンが関連するのは子宮体部と乳腺。

9. 答え5
ミトコンドリアは働きが活発な部分に特に多く、肝細胞や尿細管上皮細胞は多いことで有名。

10. 答え2
A:これにはジフテリア、偽膜性大腸炎、大葉性肺炎、尿毒症性心外膜炎などが含まれる。
B:これにはヘルペスや肝炎ウイルスなどのウイルス感染でみられることが多い。
C:これは連鎖球菌感染症、ペスト、インフルエンザ、発疹チフス、流行性出血熱、ワイル病などで見られることが多い。
D:これには肝硬変、肺線維症などが含まれる。
E:これには結核、サルコイドーシス、猫ひっかき、梅毒、ハンセン病などが含まれる。

11. 答え2
1:未分化胚細胞腫の所見。
3:ヘルペスウイルス感染細胞の特徴の一つ。甲状腺乳頭癌でも同様の所見が
4:顆粒膜細胞腫の所見。
5:平滑筋肉腫の所見。

12. 答え2
1:萎縮のこと。変性は核や細胞質などが内外からの刺激によって構造的な変化を示すこと。
2:分化した細胞が他の系統の分化した細胞に変化すること。扁平上皮化生、腸上皮化生、腺上皮化生などがある。
3:肥大のこと。過形成は一つ一つの細胞の大きさは変わらないが、数が増えたことによって組織が大きくなった状態。
4:過形成のこと。肥大は一つ一つの細胞が大きくなることで組織が大きくなった状態。
5:変性のこと。萎縮は一旦正常の大きさになった組織が、細胞数の減少や細胞数が小さくなることで組織が小さくなること。

13. 答え4
好酸球は寄生虫やアレルギー疾患で増加することが多い。そのためそれらの疾患では喀痰などの呼吸器検体にはシャルコーライデン結晶が見られやすい。結核はリンパ球や組織球が多く見られ、細菌感染では好中球が多い。

14. 答え3
1:仮性菌糸と芽胞が特徴。
2:デコイ細胞の原因となるウイルス。核腫大とすりガラス状核を特徴とする。
3:多核、核圧排、核縁肥厚、核内封入体、封入体周囲のhaloを特徴とする。
4:星雲状封入体を特徴とする。
5:細長い菌が集塊で見られる。

15. 答え2
2:4つの精子ができる。卵子は1つ、精子は4つであるため注意。

16. 答え1
進行性病変には肥大、化生、再生などが含まれる。退行性には変性、萎縮、壊死、アポトーシスなどが含まれる。

17. 答え5
1:腺癌全般のマーカー。肝細胞癌はAFPが有名。
2:乳癌のマーカー。卵巣癌はCA125。
3:肝細胞癌や胎児性癌のマーカー。前立腺癌はPSAやγ-smなど。
4:卵巣癌のマーカー。担当癌はCA19-9。

18. 答え3
1:非角化型重層扁平上皮
2:単層円柱上皮
4:角化型重層扁平上皮
5:単層円柱上皮

19. 答え25
基本的に腫瘍は男性に多い。各論勉強中に女性に多いものが出たらまとめると良い。

20. 答え14
1:神経膠細胞の中間系フィラメント。
2:上皮系細胞の中間系フィラメント。
3:中間系フィラメントではない。
4:神経細胞の中間系フィラメント。
5:間葉系の中間系フィラメント。

2

技術(問21〜問40)

21. 答え2
B:開口数が大きいと分解能は上がる。
C:分解能の数値が小さいほど分解能が高い。
D:倍率が高いほど焦点深度は浅くなる。

22. 答え4
A:膨化する。
B:固定前に行う。固定後に行うと効果が無い。
E:膨化するため不明瞭になる。

23. 答え3
A:パパニコロウ染色ではギルを使う。
B:pHは酸性。色素の種類としては塩基性色素なので要注意。
C:オレンジG<エオジン<ライトグリーンの順に大きい。
D:塩基性色素。EA-50に含まれる色素で唯一の塩基性色素。
E:OG-6とEA-50は95%エタノールを溶媒とする。

24. 答え5
A:細胞質
B:細胞質
C:核

25. 答え5

26. 答え3
穿刺吸引は基本的に擦過ができない部位に用いる。体表に近い部分は穿刺しやすいため勿論対象となるが、最近では画像描出の技術向上により消化器や呼吸器を対象とした穿刺も可能となっている。
A:擦過が中心。
D:擦過が中心。
E:擦過が中心。

27. 答え1
A:酸化によってギ酸が生じる。
B:ホルマリン(ホルムアルデヒ)は発がん性が指摘されている。

28. 答え4
A:特定の配列に結合するプローブを用いて目的配列をもつ核酸を検出する。
B:RNAを検出する。
C:蛋白を検出する。
D:目的の抗原(蛋白)を標本上で可視化する。
E:RNAをDNAに変化させてから検出する。

29. 答え1
A:複数のエピトープに反応するのはポリクローナル抗体。
B:ポリクローナル抗体は複数のエピトープに反応するため、モノクローナルより特異性が低い

30. 答え3
A:レンズの種類、倍率、補正系の種類、開口数、視野数、カラーコードが記載される。
B:倍率と明るさは反比例する。
C:4倍は赤。黄色は10倍のカラーコード。
D:未染標本はコンデンサを下げるか、開口数絞りを絞ると見やすい。
E:レンズではなくレボルバで回転させる。

31. 答え5
粘膜下腫瘍は剥離細胞診や擦過などでは採取できないことが多いためEUS-FNAが有効となる。

32. 答え2
1:Papanicolaou染色をする場合は引き終わりを必ず作る。
2:速度を上げると短く、ゆっくりすると長くなる。
3:角度は小さくすると長く、大きくすると短くなる。
4:素早く入れる。
5:辺縁や引き終わりに集まりやすい。

33. 答え1
1:脱水にエタノール、透徹にキシレンを使う。
2:イソプロピルアルコールとポリエチレングリコールが含まれる。
3:凝固固定が原理である。架橋固定はホルムアルデヒドなど。
4:50%エタノールによる半固定しか行われないため塗抹後再固定する。
5:2日以内に行う。

34. 答え2
ギルのヘマトキシリンの組成は①ヘマトキシリン②蒸留水③ヨウ素酸ナトリウム④硫酸アルミニウム⑤エチレングリコール⑥氷酢酸の6つ。結晶性クエン酸はマイヤーの組成。

35. 答え3
1:基本的には早朝喀痰を採取する。
2:剥離細胞診であるため擦過検体より変性が強い。
3:血液部分から採取すると血液成分しか見られないことがあるため境界部分から採取する。
4:可能な限り挫滅を防ぐためにすり合わせは3回以内にする。
5:室温では5時間以内。

36. 答え3
1:Grimelius染色、Masson Fontana染色、Giemsa染色などで染まる。
2:Gmelim法やHole法で染まる。
3:ヘモジデリンはBerlin blue染色で染める。Congo red染色はアミロイドを染める染色。
4:Masson-Fontana 染色、Schmorl反応で染まる。
5:Masson-Fontana 染色、Schmorl反応で染まる。

37. 答え4
1:PBSで行う。
2:過酸化水素、過ヨウ素酸、アジ化ナトリウムで行う。
3:ポリマー法は標識物質をたくさん結合できるため感度が高い。
4:DABは永久標本になり、AECはならない。
5:正常動物血清、アルブミン、スキムミルクなどの蛋白で行う。

38. 答え5
1:プロテイン銀を用いる。
2:銀は使わない。
3:硝酸銀を使う。
4:硝酸銀を使う。

39. 答え45

40. 答え24
1:メチル場尿酸が検出される。
3:記録の保存は3年。
5:半年に一回行う。

3

その他(問41〜問60)

41. 答え5
A:CD5陽性。CD10, CD23陰性。
B:CD15, CD30陽性。CD20陰性。
C:CD20陽性。CD15, CD30陰性。
D:CD30陽性。
E:CD10, CD20, CD79などがB細胞系が陽性。

42. 答え2
A:EBVが関与する。
E:HTLV-1が関与する。

43. 答え1
神経内分泌腫瘍に有効なマーカーとしてChromogranin A, synaptophysin, CD56などが知られる。
C:腺癌に有効なマーカー。
D:卵黄嚢腫瘍や肝細胞癌に有効なマーカー。
E:上皮系に陽性となる。浸潤性乳管癌と浸潤性小葉癌のマーカーとしても使われる。

44. 答え4
A:尿管と回腸の一部を繋ぐため変性した回腸の腺上皮細胞がみられる。
B:生理食塩水を用いる。
E:E.Coliなどの細菌感染が多い。

45. 答え3
A:グリコーゲンを持つため陽性を示す。
D:上皮型は比較的細胞数が多く、肉腫型は体腔液中に出現する細胞が少ない。
E:I 型は良性でよく見られる。悪性はII型やIII型が多い。

46. 答え3
A:浸出液が多い。循環障害は濾出液。
D:生理食塩水を使うため貯留検体より変性しやすい。
E:健常者でも少量の体腔液は貯留している。

47. 答え2
B:後腹膜、四肢の深部組織、血管壁などに好発する。
C:舌、食道、胸壁、乳腺などに好発する。
D:四肢や体幹の深部に好発する。

48. 答え5
A:10歳代に好発する。
B:30~60歳代に好発する。
C:10~20歳代に好発する。

49. 答え1
A:良性腫瘍は筋上皮細胞を認めることが多い。
B:核小体が目立つ裸核状細胞が弧在性に出現する。
C:アポクリン化生を伴うことはある。
D:DCISなどでも認めることがあるため断定はできない。
E:乳頭状集塊が見られやすいのは乳管形成型。硬性型は索状配列やくさび状配列などがみられる。

50. 答え4
A:皮膚を原発とするT細胞リンパ腫。
B:CD30陽性の大型細胞がみられるT細胞リンパ腫。
C:高悪性度のB細胞リンパ腫。
D:低悪性度の中で最も多いB細胞リンパ腫。
E:菌状息肉症の類似疾患であるT細胞リンパ腫。

51. 答え3
1:好酸性の細胞質を持つ細胞がみられる。
2:腫瘍ではなく腫瘍様病変である。
3:多核組織球の出現が特徴的。
4:核溝や核内細胞質封入体は目立つが、すりガラス状核は目立たない。
5:放射性ヨウ素の取り込みが癌と関連していると言われる。

52. 答え5
15番染色体にあるPML遺伝子と17番染色体にあるRARA遺伝子が融合したキメラ遺伝子で急性前骨髄球性白血病の90%異常で認められる。

53. 答え2
1:細胞質内小腺腔は浸潤性乳管癌や小葉癌で見られる。
2:背景に石灰化小体を認めることがある。
3:PASにもAlcian blueにも陽性を示す。
4:軽度なものが多い。
5:結合性は強く、球状集塊になることが多い。

54. 答え1
1:バソプレシンとオキシトシンが産生される。
2:ここからはパラトルモンが産生される。カルシトニンは甲状腺傍濾胞細胞(C細胞)から産生される。
3:ここからはバソプレシン、コルチゾール、アンドロゲンが産生される。カテコールアミンは副腎髄質から産生される。
4:ここからはカテコールアミンが産生される。アルドステロンは副腎皮質から産生される。
5:ここからはカルシトニンが産生される。パラトルモンは副甲状腺から産生される。

55. 答え5
大型細胞の出現、目立つ核小体が特徴の腺癌。メラニンを持つこともある。

56. 答え5

57. 答え2
1:中心性のことが多い。
2:基本的には厚い細胞質をもつ。辺縁は微絨毛の発達によってモヤモヤした淡く染色性を示すこともある。
3:ヒアルロン酸酸性によってアルシアン青が染まる。
4:微絨毛の発達によって細胞辺縁が不明瞭になることがある。
5:多核細胞が多数みられる場合は中皮腫を考慮したい。

58. 答え3
1:悪性腫瘍や結核で見られる。
2:サルコイドーシスで見られる小体。
3:多数の腫瘍細胞の中に組織球が見られる像のこと。バーキットリンパ腫でみられる。
4:成人T細胞性白血病/リンパ腫などで見られる異型の強い核を表す。
5:核の中心に穴が開いたように見える構造。未分化大細胞リンパ腫で見られる。

59. 答え34
1:バーベック顆粒は組織球が持つ棍棒状の顆粒。組織球由来の腫瘍に認められる。
2:進展することがあるため高分化でも注意。
3:胎児型と胞巣型は小型円形腫瘍。
4:ジアスターゼには消化されない結晶を持つ。
5:シュワン細胞由来であるためシュワン細胞マーカーのS100が陽性となる。

60. 答え34
1:甲状腺機能低下症
2:副腎皮質機能低下症
5:下垂体前葉機能低下症呼吸器消化器婦人科

4

呼吸器(問61〜問80)

61. 答え4
A:硝子軟骨でできている。弾性軟骨は耳介などを構成する軟骨。
B:線毛を持たない。微絨毛をもつ。
C:呼吸器や消化器は内胚葉。
D:気管や気管支は多列線毛円柱上皮。細くなると背が低くなり線毛を欠く。
E:肺胞と肺胞は肺胞孔(コーン孔)で繋がる。ランバート管は肺胞と細気管支を繋ぐ。

62. 答え3
A:腺癌が最も多い。腺癌、扁平上皮癌、小細胞癌、大細胞癌の順に多い。
B:非角化型では目立つものもある。角化型では目立たない。
C:中枢に発生しやすい扁平上皮癌と腺癌は喫煙との関連が深い。
D:末梢に多い。
E:低分化な腫瘍で小細胞癌と鑑別が必要なことがある。

63. 答え2
A:立体的な集塊は腺癌に特徴的である。
B:小細胞癌や大細胞神経内分泌癌に多い所見。
C:腺癌はライトグリーンに淡染し、泡沫状やレース状の細胞質を示す。
D:層状構造は扁平上皮癌の特徴。層状構造がみられる場合は細胞質に厚みがあると考える。
E:核小体は目立つことが多い。

64. 答え4
A:過形成であるため非浸潤性病変である。
B:腺癌と同様にTTF-1もNapsi Aも陽性を示す。
E:核分裂像はほとんど観察されない。

65. 答え1
C:神経内分泌腫瘍に含まれる。
D:高悪性度であるためアポトーシスや核分裂像が多い。
E:核小体が目立つことが特徴の一つ。

66. 答え1
C:CK20は陰性になる。
D:神経内分泌腫瘍のマーカー。腺癌は陰性。
E:大腸癌のマーカー。通常原発では陰性。

67. 答え3
B:孤立性に出現することが多い。高度では集塊になることもある。
C:基本的には扁平上皮癌を疑うが、癌ではない可能性もある細胞群のこと。

68. 答え4
A:組織球を認めない場合は唾液や鼻汁が考えられるため判定不能材料とする。
B:生検など組織検査が容易ではないため最終診断になることがある。
E:腺扁平上皮癌は腺癌と扁平上皮癌成分がそれぞれ10%以上を占める必要がある。細胞診や生検検体は腫瘍全体を反映していないためどれくらいの割合を占めているか分からない。そのため細胞診や生検検体では判定出来ない。

69. 答え5
D:口腔内の扁平上皮細胞より大きい。
E:細胞質肥厚が顕著で角化傾向が強い。

70. 答え2
B:腺癌に多い所見。
C:腺癌に多い所見。
D:腺癌に多い所見。

71. 答え4
1:細胞外の粘液が特徴。
2:気腔内の腫瘍細胞塊つまりSTASは浸潤の定義の一つである。非浸潤癌ではこのSTASはみられない。
3:CDX2など腸管分化マーカーが陽性となる。
5:通常の腺癌と異なり、CK20に陽性、TTF-1とNapsin Aが陰性を示す。

72. 答え5
小型円形の腫瘍であるため、他の小型円形腫瘍との鑑別が必要な組織型である。

73. 答え4
1:空気中にいる真菌だが病原性は低い。棍棒状で黄褐色を示す。
2:Y字状に分岐する菌糸を持つ真菌。
3:直角に分岐する菌糸を持つ真菌。
4:莢膜を有する酵母様真菌。Grocott染色、PAS反応、Alcian blue染色、mucicarmine染色、墨汁法などの染色が有効。
5:放線菌に分類される菌。真菌ではない。

74. 答え1
1:真菌であるため、PAS反応やグロコット染色などに陽性を示す。
2:太く直角に分岐する菌糸があり、隔壁を持つ。
3:酵母様真菌であるため菌糸は持たない。
4:弱抗酸性菌でZiehl-Neelsen染色変法のKinyoun染色に陽性を示す。
5:CD4陽性T細胞に感染する。

75. 答え1
1:線毛があれば通常は良性を考える。
2:非上皮性細胞であるため結合性が無いのが特徴の一つ。
3:多量の粘液に押されるため核が偏在する。
4:ヘマトキシリンに好染する。
5:好酸球の顆粒に由来する。そのため好酸球が増加する疾患で見られやすい。

76. 答え3
1:ROS1、ALKの変異が多い。
2:ROS1、ALK、BRAFの変異が多い。
4:ROS1、ALKの変異が多い。
5:特徴的なドライバー遺伝子変異はない。

77. 答え5
p40は扁平上皮癌のマーカー。小細胞癌はsynaptophusin、Chromogranin A、CD56などがマーカーとなる。

78. 答え3
3:非喫煙者で(他の肺癌よりも)若年の女性に多い。

79. 答え24
ロゼット構造は神経内分泌腫瘍にみられる特徴的な構造である。この選択肢の中で神経内分泌腫瘍は答えの2つのみである。

80. 答え14
1:胸腺腫が最も多い。
2:重症筋無力症などの合併がみられる。
4:A型は腫瘍細胞のみでリンパ球がみられない。B型は腫瘍細胞とリンパ球が混在する。

5

消化器(問81〜問100)

81. 答え1
A:消化管を動かすペースメーカーであるカハール介在細胞由来である。
B:70%は胃発生である。
C:非上皮性腫瘍であるため結合性は弱い。
D:腫瘍径と核分裂像の数で判定される。
E:α-SMAは平滑筋腫瘍のマーカー。GISTはKIT(c-kit、CD117)、CD34、DOG1が免疫染色で有効。

82. 答え5
A:Tzank cellは尋常性天疱瘡でみられる。
B:尋常性天疱瘡の特徴細胞はTzank cell。
C:核異型は弱いことが多い。無核細胞が出現する。

83. 答え3
A:成熟リンパ球が目立つのはワルチン腫瘍。
B:ワルチン腫瘍は好酸性上皮細胞と成熟リンパ球の二相性が特徴。
C:粘表皮癌は粘液細胞、中間細胞、類表皮細胞の3細胞を見るのが特徴。
D:軟骨様基質は多形腺腫で見られやすい。
E:腺房細胞癌は核異型に乏しい。

84. 答え5
A:唾液を分泌する外分泌腺。
B:大唾液腺は耳下腺、顎下腺、舌下腺の3つ。
C:耳下腺は外胚葉、顎下腺、舌下腺は内胚葉。
D:舌下腺は粘液線優位の混合腺、顎下腺が漿液腺優位の混合腺。
E:筋上皮細胞は平滑筋作用を持つためα-SMAに陽性を示す。

85. 答え4
変性が強いため、核小体の存在は悪性の基準とはならない。その他、明瞭な細胞質境界、均一なクロマチン、集塊辺縁を覆う平滑な細胞質の存在は良性を考える。

86. 答え2
A:鞭毛をもち、移動する。
B:青色に染まる。
C:らせん菌を染めるため染まる。硝酸銀を使う染色。
D:グラム陰性菌。
E:Cag Aタンパクを放出してMALTリンパ腫を引き起こす。

87. 答え3
A:若年女性に多い。しかし高齢者にも発生はする。
D:小型の細胞が血管周囲に配列する像が典型的。
E:通常は細胞質に示すが本腫瘍では核に陽性となるのが特徴。

88. 答え5

89. 答え2
A:他の消化器と違い、内斜、中輪、外縦の3層で構成される。
B:幽門前庭部に多い。
C:アジアの方が多い。
D:ヘマトキシリンに好性。壁細胞はエオジンに好性。
E:幽門腺にはガストリンを分泌するG細胞が発達している。

90. 答え4
A:RNAウイルス。肝炎ウイルスでDNAウイルスはHBVのみ。
B:自己免疫性疾患で経口避妊薬は関連しない。経口避妊薬の関連は肝細胞腺腫と限局性結節性過形成。
C:肝硬変、肝炎、肝細胞癌でみられる小体。
D:細胞密度が増加した増殖性病変。
E:肝硬変の合併や癌への進展はない。

91. 答え1
筋上皮が見られる腫瘍としては、多形腺腫、筋上皮腫、基底細胞腺腫、基底細胞腺癌、腺様嚢胞癌、上皮筋上皮癌などがある。

92. 答え2
1:右側結腸に多い。
2:直腸から連続性に広がり左側に多い。
3:通常の結核と同様に乾酪壊死がみられる。
4:グリコーゲンを持つためPAS反応に陽性を示す。
5:発生する。名前で騙されやすいので気を付けよう。

93. 答え3
1:腺癌が最も多い。
2:合併はほとんどない。
4:ほとんどが腺癌であるため、通常は細胞質が淡い。
5:悪性であるため核形不整はみられる。その他の核腫大クロマチン増量などの悪性所見もみられる。

94. 答え4
1:CA19-9が有名なマーカー。CA125は卵巣がんのマーカー。
2:男性に多い。胆嚢癌は女性に多い。
3:5年生存率7%以下で予後不良。
5:関連する。他にも糖尿病、肥満なども関連する。

95. 答え5
1:周囲肝組織の2倍以上の細胞密度増大を認める。
2:血行性転移は認めない。
3:肉眼的には小結節で境界不明瞭。
4:高分化癌と同様に細胞が小型化してN/C比は増大する。

96. 答え3
1:非機能性が多い。
2:良性が多い。インスリノーマ以外は悪性が多い。
3:ガストリノーマではガストリンを産生するためZollinger-Ellison syndromeを引き起こす。
4:神経内分泌マーカーのクロモグラニンA、シナプトフィジン、CD56などが陽性となる。
5:陰性となるのが特徴。

97. 答え4
リスク分類は腫瘍径と核分裂像で行われる。

98. 答え4
1:最外層は外膜で被覆される。
2:多くは中部に好発する。下部は腺癌が多い。
3:上部は横紋筋のみで構成される。横紋筋と平滑筋が混合するのは中部。下部は平滑筋のみで構成される。
4:扁平上皮癌はグリコーゲンの消費が激しいためルゴールで陰性を示す。
5:早期癌は粘膜内にとどまるもの。粘膜下層までにとどまるものは表在癌。

99. 答え15
2:60代の高齢男性に多い。
3:異形が強い。口腔に限らずどこに出来ても基本的には異形が強い
4:ライトグリーン好性を示す。

100. 答え24
2:最も癌化しやすいが、発生頻度は低い。
4:癌化の頻度が高い。大腸に加えて骨、軟部腫瘍などを合併する。

6

婦人科(問101〜問120)

101. 答え3
A:内膜は単層円柱上皮のみ。扁平上皮と円柱上皮で被覆されるのは子宮頸部。
B:増殖期には粘度低下、牽糸性増加、分泌期には粘度増加、牽糸性低下がみられる。
C:膣側が重層扁平上皮、体部側が単層円柱上皮。
D:膣に対して前傾である。
E:平滑筋で構成される。自分で動かせない筋肉は大体平滑筋。

102. 答え4
A:卵巣から分泌される。内膜はその影響を受けて腺が増殖する。
B:ほとんどは皮膚と同じ角化型重層扁平上皮で被覆される。
C:表層上皮と呼ばれる立方形の上皮で覆われる。発生学的には中皮と同じであるため中皮と言っても過言ではない。
D:エストロゲンで増殖、プロゲステロンで肥厚する。
E:上皮ではなく間質細胞が脱落膜化する。上皮はアリアスステラ反応を起こす。

103. 答え5
A:下垂体前葉から分泌される。
B:下垂体前葉から分泌される。
C:視床下部から分泌される。

104. 答え3
A:漿液性癌が最も多い。
D:扁平上皮癌が最も多い。
E:扁平上皮癌が最も多い。

105. 答え2
A:性器出血などがみられる。水溶性帯下はHPV非依存性腺癌である胃型腺癌や分葉状頸管腺過形成でみられやすい。
E:ポリープ状の腫瘤を形成するのが特徴。

106. 答え1
C:カンジダではなくトリコモナスとの併存が多い。
D:キャノンボールはトリコモナス感染症で見られやすい。
E:星雲状封入体はクラミジア感染で見られる。

107. 答え5
A:発生頻度自体は高いが、癌への進行は稀である。
B:従来Ⅱ型腫瘍と呼ばれてきたエストロゲン非依存性腫瘍である。漿液性癌もエストロゲン非依存性腫瘍。
C:閉経後の60代以降に多い。エストロゲン非依存性腫瘍はエストロゲン依存性腫瘍と比較して後発年齢が高い。
D:他にもNapsi Aに陽性を示す。
E:エストロゲン依存性腫瘍は肥満と関連がみられる(脂肪からエストロゲン依がつくられるため)。

108. 答え2
A:フロント形成とは正常部分と腫瘍部分の明瞭な境界のことで通常の上皮内腺癌でみられる。
B:低リスクHPV(6型、11型)が関係する。
C:高リスクHPVが関連する。
D:コスモスパターンは分葉状頸管腺過形成で認められる。

109. 答え4
A:8000個以上は直接塗抹の適正条件。LBC法は5000個以上で適正。
B:中等度異形成はHSILに分類される。
E:上皮内腺癌はAISと判定される。AGCは腺異型細胞や腺癌疑いの場合に用いる。

110. 答え5
A:子宮内膜上皮、間質の集塊や間質集塊中に血管を認めることがある。
B:適応はCIN3、IA1期、IA2期の3種類。
C:発見されることがしばしばある。
D:妊孕性が保たれる。
E:検査および治療目的で行う場合と、検査目的で行う場合がある。

111. 答え2
1:増殖期はエストロゲンの作用によって表層細胞主体となる。
2:赤血球、白血球の他、内膜細胞もみられる。
3:デーデルライン桿菌は分泌期に多くみられる。
4:ケラトヒアリン顆粒は増殖期に目立つ。
5:舟状細胞はプロゲステロンの影響で出現するため分泌期にみられる。

112. 答え1
1:子宮頸部におよぶものは子宮頸癌、外陰におよぶものは外陰癌に分類される。
2:最も多いのは扁平上皮癌。
3:子宮頸部はほとんどがHPV陽性だが、外陰では40%程度に過ぎない。
4:高齢者に多い。
5:悪性黒色腫はS-100に陽性を示し、外陰悪性黒色腫も通常のものと同様に陽性を示す。

113. 答え4
1:砂粒体は漿液性癌の所見。
2:硝子様小球は卵黄嚢腫瘍の所見。AFPの塊である。
3:Call exner bodyは顆粒膜細胞腫の所見。
4:ブレンナー腫瘍はコーヒー豆様の核溝やが特徴。
5:two cell patternは未分化胚細胞腫の所見。腫瘍細胞とリンパ球の2種類の細胞がみられるパターンのこと。

114. 答え4
1:正常細胞も良性細胞も悪性細胞も影響を受ける。
2:核や細胞質の増大はみられるが、全体が増大するためN/C比の増大はみられない。
3:小細胞癌>扁平上皮癌>腺癌の順に感受性が高い。
4:小細胞癌は高悪性度で増殖能が高いため感受性が高い。
5:低分化な方が高分化な細胞より感受性が高い。

115. 答え5
1:DNAウイルスである。
2:基底細胞に感染する。
3:ASC-USにも50%に感染が認められる。
4:ワクチンは治療ではなく予防に用いられる。
5:軽度異形成は約80%、中等度および高度異形成は約90~100%、上皮内癌および浸潤癌はほぼ100%である。

116. 答え2
1:CA125が上昇する。CA15-3は乳がんと関連する。
2:不妊、月経痛、ダグラス窩の閉塞などが生じる。
3:チョコレート嚢胞は卵巣に子宮内膜症が生じた場合に見られるもので明細胞癌や類内膜癌との関連が知られている。
4:腹膜にも病変を形成することがある。
5:治療は薬を用いる場合と手術を行う場合がある。

117. 答え1
片側発生のものが多い。

118. 答え3
漿液性癌は化学療法の感受性が高いが、再発をきたし予後が悪い。

119. 答え45
1:上皮性腫瘍の悪性腫瘍
2:胚細胞腫瘍の悪性腫瘍
3:性索間質性腫瘍の境界悪性~悪性腫瘍。
4:性索間質性腫瘍の良性腫瘍。
5:胚細胞腫瘍の良性腫瘍。

120. 答え12
3:部分奇胎は部分的に異常があるため胎児性分が見られてもよい。
4:全奇胎の方が部分奇胎より絨毛癌や侵入奇胎に進行しやすい。
5:全奇胎は父親由来の遺伝子で構成された2倍体である。

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