覚えるポイントは一つだけ!【 オルセイン 染色 】
どっとゼブラ
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今回は髄鞘とニッスル小体を染める Klüver-Barrera 染色について。
3つのポイントをおさえて国試に挑もう!
https://note.com/dot_zebra/n/nd89c4e3fb6bd
Klüver-Barrera 染色のポイントは3つです。
一つずつ確認してみましょう。
染色は全体の流れを何となく把握すると理解しやすくなります。
神経系の染色は加温するなど工程も大事です。
サラッと見ておきましょう。
このようにこの染色にはクレシル紫が含まれます。
クレシル紫染色についても合わせて確認しておきましょう。
通常の切片は3~4µmです。
しかし Klüver-Barrera 染色は5~10µmで厚めです。
【神経系の染色は厚めに切る】と覚えておきましょう。
2種類の色素を覚えましょう。
クレシル紫単体の時は60℃と書かれていますが、気にしなくていいです。
覚える点は色素名と加温することです。
この染色では2つを染め出します。
どの色素で染めているかも覚えましょう。
Klüver-Barrera 染色で脱髄性疾患が分かります。
脱髄性疾患とは多発性硬化症やギランバレー症候群のことです。
これらの疾患では以下のような現象が起きます。
このように脱髄(髄鞘の崩壊)が起きると神経伝達が障害されます。
これが脱髄性疾患です。
66AM46
小脳のKlüver-Barrera染色標本を次に示す。矢印で示すのはどれか。
【2】