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【神経系の染色まとめ】神経系の染色 の5種類をまとめて簡潔に解説!

神経系の染色
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MT・CTのどっとゼブラです。
今回は神経系染色5種類の簡単解説です。
詳細を知りたい人は各記事も見てみてね。

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神経系の染色 の種類

神経系の染色で覚えるのは次の5種類です。

  1. cresyl violetクレシル ヴァイオレット 染色
  2. Klüver-Barrerクリューバーバレラa 染色
  3. Bodianボディアン 染色
  4. Holzerホルツァー 染色
  5. Cajalカハール 染色

まずこれらが神経系の染色だと言えるようにしておくのがおすすめです。

そしてそれぞれ特徴がありますが、共通の特徴もあります。

まずはそこから確認しましょう。

神経系の染色 共通の特徴

共通の特徴は2つです。

  1. 切片を厚めに切る
  2. 工程に加温がある
    (Holzerホルツァー 染色以外)

名前を覚えたら次はこの共通事項を覚えましょう。

その次は各染色のポイントをおさえよう。

cresyl violetクレシル ヴァイオレット 染色

cresyl violetクレシル ヴァイオレット 染色の詳細はこちら

cresyl violetクレシル ヴァイオレット 染色は以下の3つを覚えましょう。

  1. 切片の厚さ
  2. 色素と温度
  3. 何を染めるか

切片の厚さは5~10μm
通常は3~4μmです。

色素はクレシル紫が使われます。
これは塩基性色素で染色時は加温します。

この色素でニッスル小体神経細胞体を染めます。

ニッスル小体が分からない人はこちら

Klüver-Barrerクリューバーバレラa 染色

Klüver-Barrerクリューバーバレラa 染色の詳細はこちら

Klüver-Barrerクリューバーバレラa 染色では以下の3つを覚えましょう。

  1. 切片の厚さ
  2. 色素と温度
  3. 何を染めるか

切片の厚さは5~10μm
通常は3~4μmです。

色素はクレシル紫ルクソール・ファスト青を使います。
つまりcresyl violetクレシル ヴァイオレット 染色+αの結果が得られます。

どちらの色素も染色時に加温します。

クレシル紫はニッスル小体神経細胞体を染めます。
ルクソール・ファスト青染色は髄鞘を染めます。

Bodianボディアン 染色

Bodianボディアン 染色の詳細はこちら

Bodianボディアン 染色では以下の3つを覚えましょう。

  1. 切片の厚さ
  2. 銀液と温度
  3. 何を染めるか

切片の厚さは8~12μm
通常は3~4μmです。

この染色はプロテイン銀という銀液を使います。
銀液は高頻度のに出題されるので必ず覚えましょう。

Bodianボディアン染色は
ボディ(体)だからプロテイン
と覚えましょう

プロテイン銀は神経原線維を染めます。

Holzerホルツァー 染色

Holzerホルツァー 染色の詳細はこちら

この染色は神経膠細胞を染めるだけ覚えましょう。

Cajalカハール 染色

Cajalカハール 染色の詳細はこちら

この染色では2つを覚えましょう。

  1. 星状膠細胞を染める
  2. アンモニア銀を使う

これだけ覚えればOK。

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