【分かりやすくイラスト解説】胎児循環と胎児の血管について!確認問題あり
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今回は 食道 と 食道癌 について。
ここでは基本的な構造と国試に必要ながんの知識を紹介します!
https://note.com/dot_zebra/n/nd89c4e3fb6bd
食道は約25cmで他の一般的な層構造と同様の構造をとります。
層構造以下の順番です。
1~3は粘膜という言葉でまとめることができます。
*最外層はほとんどの消化器が漿膜。
食道は外膜である点に気を付けましょう。
上皮は非角化型重層扁平上皮です。
食道は他の臓器に圧迫されて正常でも狭窄している部位がある。
その部位を生理的狭窄部位と呼び、3か所ないし4か所あります。
(大動脈部分と主気管支部分を合わせることがありその場合は3か所。)
食道は走る方向によって内輪筋と外縦筋に分けられます。。
この2層構造は他のほとんどの消化器と同様です。
さらに場所によって筋肉の種類が違います。
上部は横紋筋
中部は横紋筋+平滑筋
下部は平滑筋
上部は飲み込むために随意筋である必要があるので横紋筋です。
これらの筋肉の蠕動運動によって食塊を胃に送ります。
食道癌の好発部位は中部です。
最も多いがんの種類は扁平上皮癌です。
がんは基本的に正常の上皮と同じ種類のものができやすいです。
食道は扁平上皮で被覆されるため扁平上皮癌ができやすくなります。
食道癌の危険因子は組織型で異なります。
食道癌は比較的 放射性感受性が高い です。
放射性感受性はがんの種類で異なります。
このような流れで基本的には感受性が高いとなります。
正常食道上皮はヨードで染まります。
食道扁平上皮癌になるとヨードで染まりません。