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【トルイジン青 染色】とメタクロマジーを示す染色

トルイジン青
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MT・CTのどっとゼブラです。
今回は Toluidine blueトルイジン青 染色 について。
この染色は染めるものとメタクロマジーがポイント。
メタクロマジーは他の染色と染まり方も覚えよう!

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Toluidine blueトルイジン青 染色のポイント

Toluidine blueトルイジン青 染色は以下の2点を覚えましょう。

  1. 酸性粘液多糖類、酸性粘液を染める
  2. メタクロマジーを示す

酸性粘液多糖類はアルシアン青染色のところでも解説した粘液の種類。
アルシアン青染色のポイントを覚えてない人は合わせて確認しておこう!

アルシアン青染色の解説はこちら

Toluidine blueトルイジン青 染色の全体像

染色は全体の流れを何となく把握すると理解しやすくなります。
この染色では覚えなくても良いですが、サラッと見ておきましょう。

  1. 脱パラ・脱キシ・親水
  2. 流水水洗・蒸留水
  3. トルイジン青水溶液
    (染色)
  4. 余分な染色液を取り除く
  5. 無水エタノール
    (分別)
  6. 透徹・封入

Toluidine blueトルイジン青 染色で染まるもの

この染色は酸性粘液多糖類酸性粘液を染めます。

具体的な染まるものは以下の6つを覚えるとよいでしょう。

  1. 中皮(ヒアルロン酸)
  2. 軟骨
  3. 結合組織
  4. 肥満細胞
  5. アミロイド
  6. 神経内分泌顆粒

この軟骨、肥満細胞、アミロイドに関しては過去に出題。
他も出ておかしくない。

出題された問題の周辺は少しずつ知識を増やしていきましょう。

メタクロマジー

メタクロマジーは別名「異染性」とも呼ばれます。

その名前の通り本来の色素と異なる色に染まることです。

大体青い色素が赤紫になります。

メタクロマジー(異染性)が起きる染色として以下の2つを覚えておきましょう。

  1. トルイジン青染色
  2. ギムザ染色

他にもありますが、まずはこの2つ。

メタクロマジーが関連する疾患も余裕があれば覚えましょう。

  1. 多形腺腫
  2. 腺様嚢胞癌
  3. 卵巣明細胞癌

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