この記事を見てくれてありがとう!
今回は【自責思考】と【他責思考】について、私の経験を交えながら話しています。
今後の人生、どっちを選んで生きていく?
今回の記事はこんな人におすすめです。
- 成績が伸びないのは環境のせいだと思う人
- 上司とうまくいかない人
- 部下とうまくいかない人
- 友人とうまくいかない人
今回はこれらを解決できる内容です。
【自責】【他責】とは
【自責】
weblio辞書
自分の失敗や過ちを、自ら責め苛むこと。
自分で自分の過ちをとがめること。
また、自分に責任があると考えること。
【他責】
weblio辞書
他人を責めること。
他人や過ちの原因を他人のせいにして責めること。
自分以外の人や状況に責任があるとして、とがめること。
この段階では今のあなたはどちらの考え方に近い?
今回の話はどっちが良くてどっちが悪いというものではありません。
どちらにもメリット、デメリットがあると思っています。
そのうえでどっちを選ぶか。
それは個々の価値観で選ぶものなので正解、不正解はないと思っています。
自責という考え方
自責を復習してみましょう。
【自責】
weblio辞書
自分の失敗や過ちを、自ら責め苛むこと。
自分で自分の過ちをとがめること。
また、自分に責任があると考えること。
とりあえずこの考え方のデメリット、メリットを考えてみましょう。
×自責のデメリット
- 自己肯定感が下がる
- 病む可能性がある
〇自責のメリット
- 優しくなれる
- 前に進める
- 自分が成長する
- 問題が解決しやすい
次に他責のデメリットとメリットを見てみましょう。
他責という考え方
他責を復習してみましょう。
【他責】
weblio辞書
他人を責めること。
他人や過ちの原因を他人のせいにして責めること。
自分以外の人や状況に責任があるとして、とがめること。
めっちゃ楽!
自分悪くないもん!
ですが、これにもデメリットとメリットが。
ではそれぞれ見てみましょう。
〇自責のメリット
- 精神的にきつくない
- 行動する時に不安感がない
×他責のデメリット
- 成長しずらい
- 周囲に嫌悪感を持たれる可能性がある
- 根本的な解決をしづらい
これらはあくまでも私の見解ですが、大学教員として多くの学生を見てきた中で感じた内容です。
実例でみる他責と自責
実際の例にあてはめて他責思考と自責思考を考えてみましょう。
例1 上司の話:講義に来ない学生がいる
大学ではこんなこと日常茶飯事です。
ですが、今回来なかった学生はちょっと特殊なケースです。
今回の学生は卒業をしているのですが、勉強するために5年目で自分の意志で残っている学生です。
卒業はしたが国家試験に落ち、そのために残っています。
それを踏まえたうえで見てみてください
他責(上司の意見)
講義に来たり来なかったりする学生がいるから腹が立つ。彼らはそんなんだからダメなんだ。
これを聞いた時私は衝撃的でした。
その時私は既に自責思考になっていたので。
自責(私の意見)
その時口には出しませんでしたが、私はこう思いました。
本質的じゃない気がするなあ。
何故学生は来ないのか。
そもそも学生は毎回来ないといけないのか。
どうやったら来てくれるのか。
自分の講義のやり方はどうか?変えたら来てくれる?
どうでしょうか。
自責思考にすることで、すべてが自分ごとになり何をしなければならないのか考えるきっかけになってると思います。
例2 学生の話:講義がおもしろくない
他の例も見てみましょう。
これは多くの学生からよく聞く話です。
他責(学生の意見)
先生の講義が面白くないからモチベーションが上がらない。
なんでこの学校はあんなダメ教員を雇ってるんだ。
自責(私の意見)
何故面白くないと感じるのか?
そもそも興味がない?
他の教員だったら楽しいのか?
自分だったらどうやって講義をする?
楽しむために何をしたらいいのか?
そもそもモチベーションと勉強は切り離すべきものですが、そこは別記事で。
この学生の気持ち、めっちゃ分かります!
私もこう思ってました。
でも経験上このように意見する学生は成績が悪いです。
実際私も勉強ができませんでした。
成績の良い学生ほど自分のやるべきことに徹しているので、文句が少ないです。
成績のいい学生の多くは自責思考な傾向があります。
例3 自分の話:学生に意味のある取り組みを上の人たちはやらない
今回の取り組みは私が考えた取り組みという意味です。
もちろん学生のためになることの全てをやらないという意味ではありません。
この提案は事前に学生にも調査し、して欲しいと意見が多かったので自信がありました。
そして会議で提案したけど通らなかった時、当時の私はこのように思いました。
他責(過去の自分の意見)
面倒だからってやらないのはおかしいだろ!
学生のためにやるのが仕事だろ!
こいつらのやる気の無さったらもう!ダメだ!
自責(今の自分の意見)
何故だめだったのか?
上司たちに動いてもらうにはどうすれば良かったのか?
先に一番上の人にそれとなく言って少しずつ根回しすればよかったかもしれない。
内容うんぬんではなく、下っ端の提案がすんなり通ると思っていること自体が傲慢な考えでした。
例4 気が合わない人とのいざこざ
毎日ネガティブなことをいう人がいます。
毎日毎日聞いてうんざりしていて、他のいざこざも有りだんだん仲も悪くなってきました。
当時はこの関係のせいもあり、少し病んでいました。
そんな人へ思っていたことです。
他責(過去の自分の意見)
なんで毎日毎日ネガティブなことを言うんだ!
俺らには関係ないニュースについて一日中文句言ってる・・・
こっちまで気分落ちるわ!
なんでもかんでも否定してくるし。
もうこの人とは合わない。話したくない。
自責(今の自分の意見)
彼は何故自分にそんなことを言っているのか。
かまって欲しいのかもしれない。
少しくらい相手すれば多少よくなるかも。
話題を上手く変えられるように何か考えてみるか。
最悪できるだけ接触しないようにしてみるか。
実例から学んだこと
これらの経験で次のようなことに気づきました。
- 自責思考は解決できるチャンス(考える思考)が手に入る
- 考えること、解決しようと自らが行動することで自分の成長に繋がる。
- 相手に優しくなれる。
- 意外と後ろ向きな気持ちにならない。
このようにメリットが多いことに気づきました。
実はデメリットがないんです。
あるかもしれませんが、私は今のところ感じていません。
そんなこと言いながら、「さっきここでデメリットあげてたやないか!」、
ってなると思うので、そこも考えてみます。
自責思考のデメリットはどうするか
デメリットを再確認してみましょう。
- 自己肯定感が下がる
- 病む可能性がある
でした。
これは自責思考というものを「自分を責めるものだ」と考えた場合の話です。
文字は”自”分を”責”めると書きますが、本質はそうでしょうか?
私は「すべてのことを自分ごととして考える」ということだと思っています。
つまり、全てのことを自分がどう変えるかを考えるということです。
周りの人間は変わらない。
変われるのは自分だけ。
人を変えるより自分が変わる方が早い。
だから解決しやすい。
このように自分で主体的に動くことで人に支配されずに動けます。
そうすることで自己肯定感はむしろ上がります。
前向きになるので病むなんてことはありません。
むしろ他責思考のときに私は病んでいました。
よくよく考えたら当たり前のことだけど、この考えに至るのはめちゃくちゃ難しい。
もっと早く気づきたかった。
つまり、自責思考にデメリットはない。
大事なことなのでもう一度言います。
自責思考は自分を責めることではないです。
問題を自分ごととして考えるということです。
感銘を受けた自責思考で成功している人
私の尊敬する、10代から起業して成功しているお二人がいます。
二人ともYoutubeをしています。
既にめちゃくちゃ有名なので知ってる方も多いと思いますが、見たことない方はぜひ。
株式会社div 真子就有さん
「マコなり社長」としてYoutubeをしています。
是非見てみてください。
この社長、結構ふざけてますw
Youtube リベラルアーツ大学 両学長
書籍も大人気のリベラルアーツ大学 両学長です。
いつも前向きな気持ちにさせてくれます。
まとめ
最後に大事なことをもう一度確認します。
他責思考と自責思考、この二つの考え方にどっちが正解とかは無いです。
ただ、他責思考だった私は自責思考にすることで気持ちがめちゃくちゃ楽になりました。
同じように楽になる人がいたらいいなと思って今回書きました。
毎日が苦痛な人、少し考え方に変化をつけてみませんか?
そのちょっとの変化で人生が劇的に変わるかもしれません。
いろんな考え方を知って、自分で選択して、最高の人生を一緒に送りましょう!
もしよかったらコメントください!
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