細胞診用語解説集 基本用語はこれで完璧!【734単語収録】
【 ベルリン青 染色】画像問題でも出る!鉄染色
今回は ベルリン青 染色について。この染色は画像でも疾患との組み合わせでも出題されている。このようにストレートに出題というよりは少し捻った感じで出してくるからここで意味を理解して国家試験に挑もう!
【 コッサ反応 】を解説!硝酸銀でカルシウムを黒に
今回は コッサ反応 についての解説です。 コッサ反応 は硝酸銀を使ってカルシウムを黒く染めます。あまり国家試験の出題頻度は高くないですが、いつ出てもおかしくない染色の一つです。過去には石灰化の画像が出題されているので、応用問題として画像と特染を合わせた問題が出る可能性もあります。ここでコッサ反応の特徴をぜひ理解してみてください。
【 マッソン・フォンタナ 染色】を解説!メラニン以外にも使える
今回は マッソン・フォンタナ 染色について解説です。この染色のポイントは5つ。①アンモニア銀を使う②加温する③メラニンを染める④神経内分泌顆粒を染める⑤リポフスチンを染める。アンモニア銀を使う染色は多いのでここにある語呂を使って是非覚えてみてください。
【 DOPA(ドーパ)反応 】を解説!メラニンが無くても検出できる
MT・CTのどっとゼブラです。今回は DOPA反応 について。これは今のところ出ていない染色。という事は大穴で出してくる可能性もある。ポイントだけおさえておこう! \病理の国試対策本が出ました!/ 最後に悪性黒色腫マーカーも記載しているので...
【グリメリウス 染色】を解説!あの銀を使う内分泌系の染色
今回はグリメリウス染色について。この染色でまず覚えたいのは【硝酸銀を使う】【内分泌系を染める】の2つ。細胞診を勉強する人は他にも好銀性細胞と銀親和性細胞についても合わせて覚えたい。マッソン・フォンタナ染色と比較しながらの解説もあるので是非一度目を通してみてください。
【チール・ネルゼン 染色】抗酸菌の染色
今回はチール・ネルゼン染色について。この染色のポイントは3つ。①抗酸菌、リポフスチン、セロイドをフクシンで赤く染める②塩基性フクシンを使う③塩酸アルコールで分別する。石炭酸フクシンが普通の塩基性フクシンと何が違うかイラストで確認してみよう!
【ワルチン・スターリー 染色】硝酸銀で梅毒、ピロリを黒
今回は ワルチン・スターリー 染色について。この染色は疾患との組み合わせ、銀液についてよく出題してくるのでそこを重点的にチェックしてみてください。
【グリドリー 染色】クロム酸で酸化してシッフで真菌を赤に
今回は グリドリー 染色を解説!グリドリー染色は基本的には真菌を染める染色の一つでクロム酸で酸化してシッフ試薬で呈色するのが特徴。クロム酸は酸化力が強いからPAS反応との違いが出る。ただ放線菌、ノカルジア、ムコール、イロヴェチの染色性は弱いと言われるから要注意。
【グロコット 染色】真菌の染色。ポイントは目黒のパン屋
今回は グロコット 染色を解説!この染色は真菌を染める染色で過去には疾患との組み合わせや使用する銀液、画像問題でも出題されてます。それらの問題を解くのに必要な部分だけ覚えておきましょう。
【 グラム 染色】一般細菌の染色。陽性は青、陰性は赤
今回の解説は グラム 染色です。グラム染色は一般細菌の染色として使われます。この染色の最大のポイントは原理。原理さえわかれば試薬も陽性菌・陰性菌が染まる色も一気に理解できます。ぜひここのイラストで覚えてみてください。