細胞診一次試験 細胞像 の解き方(出題症例のまとめあり)
染色
【グロコット 染色】真菌の染色。ポイントは目黒のパン屋
今回は グロコット 染色を解説!この染色は真菌を染める染色で過去には疾患との組み合わせや使用する銀液、画像問題でも出題されてます。それらの問題を解くのに必要な部分だけ覚えておきましょう。
【グリドリー 染色】クロム酸で酸化してシッフで真菌を赤に
今回は グリドリー 染色を解説!グリドリー染色は基本的には真菌を染める染色の一つでクロム酸で酸化してシッフ試薬で呈色するのが特徴。クロム酸は酸化力が強いからPAS反応との違いが出る。ただ放線菌、ノカルジア、ムコール、イロヴェチの染色性は弱いと言われるから要注意。
【 グラム 染色】一般細菌の染色。陽性は青、陰性は赤
今回の解説は グラム 染色です。グラム染色は一般細菌の染色として使われます。この染色の最大のポイントは原理。原理さえわかれば試薬も陽性菌・陰性菌が染まる色も一気に理解できます。ぜひここのイラストで覚えてみてください。
【4つの脂肪染色まとめ】SudanⅢ、Oil red O、Sudan black B、Nile blue
今回は ズダンⅢ 染色と オイル赤O 染色について。脂肪染色は共通事項が多いのでまずはそこから覚えると試験対策として効率が良いです。①無極性色素②厚めの凍結切片③染色工程にアルコールを含む④加温する。まずはこの4つを覚えて次にほかのポイントをおさえよう!
プロテイン銀で神経原線維を黒に染める!【 ボディアン 染色】
今回は ボディアン 染色について。この染色は染色結果、プロテイン銀の使用、加温の必要性について聞かれることが多い。この3点以外覚えることはあまり必要がない染色。ただ神経系の染色は覚えにくいので、周辺の知識をこの記事でさらっと見て記憶の定着に使ってください。
ちょっと変わり種脂肪染色【 ズダン黒B 】【 ナイル青 】
この記事では脂肪染色のズダン黒Bとナイル青について解説しています。この2つはそんなに覚えることがなく、国家試験レベルでは最悪「脂肪を染める」だけ覚えておけばOK。色々イラスト付きで解説しているので教科書をそのまま覚えるより覚えやすくなると思います。
核酸の染色【 フォイルゲン反応 】【 メチルグリーン・ピロニン 】
この記事では核酸の染色【 フォイルゲン 反応 】と【 メチルグリーン・ピロニン 染色 】をイラスト解説しています。この2つはそこまで覚えるポイントが無いですが、いくつかはあります。そのポイントだけでもイラストで理解してもらえれば嬉しいです。
【 マッソン・フォンタナ 染色】を解説!メラニン以外にも使える
今回は マッソン・フォンタナ 染色について解説です。この染色のポイントは5つ。①アンモニア銀を使う②加温する③メラニンを染める④神経内分泌顆粒を染める⑤リポフスチンを染める。アンモニア銀を使う染色は多いのでここにある語呂を使って是非覚えてみてください。
【 DOPA(ドーパ)反応 】を解説!メラニンが無くても検出できる
MT・CTのどっとゼブラです。今回は DOPA反応 について。これは今のところ出ていない染色。という事は大穴で出してくる可能性もある。ポイントだけおさえておこう!\病理の国試対策本が出ました!/最後に悪性黒色腫マーカーも記載しているので確認...
【グリメリウス 染色】を解説!あの銀を使う内分泌系の染色
今回はグリメリウス染色について。この染色でまず覚えたいのは【硝酸銀を使う】【内分泌系を染める】の2つ。細胞診を勉強する人は他にも好銀性細胞と銀親和性細胞についても合わせて覚えたい。マッソン・フォンタナ染色と比較しながらの解説もあるので是非一度目を通してみてください。